無実の守大助さんを支援する首都圏の会
守大助さんを支援する臨時ニュース2013/10/26
◆◇◆ 再審請求の状況 ◆◇◆
去年の2月に仙台地裁へ再審請求書を提出して以降、
去年の5月から今年の9月までに計7回、裁判官、検察官、弁護士による
三者協議が行われています。
三者協議は鑑定論と病態論について、検察、弁護団双方から
意見書のやり取りが一往復ずつ行われたところで、一応の区切りを迎えています。
検察はこれ以上意見を出す予定はなく、結審をしてもらいたいと主張しており、
再審決定か棄却の結論が近く出される可能性もあります。
弁護団声明にもあるように、検察の意見書は確定審での主張の転換(鑑定論)、
ミトコンドリア病を否定できない(病態論)等の苦し紛れな内容になっています。
科学的・論理的には明らかに弁護団の主張が勝っていますが、
裁判所がどう判断するかは未知数です。
再審決定のカギを握るのが、弁護側が求めている証人尋問と証拠開示です。
弁護団は鑑定論と病態論について、いずれも証人尋問が行われれば
事実が明らかになるとして裁判所に対し強く求めています。
裁判所が再審開始決定を出せるように、要請ハガキや署名集めで
世論を盛り上げていきましょう。
再審請求審(三者協議)の現状と経緯はこちら
弁護団声明と証人尋問、証拠開示勧告に関する意見書
◆◇◆ 全国連絡会のHPができました! ◆◇◆
去年結成された、「仙台北陵クリニック・筋弛緩剤冤罪事件全国連絡会」の
HPができました。当会が作成を担当しています。
再審の状況や裁判資料、署名や要請ハガキ等、最新の情報をたくさん掲載していま
す。
ぜひご覧ください。
◆◇◆ カラーパンフレットができました! ◆◇◆
全国連絡会のカラーパンフレットができました。当会も作成協力しています。
見開き表裏でA4x8ページ分の内容で、本事件の全体像を知ることができます。
宣伝や学習会の用途でお使いいただけます。
宣伝・配布にご協力いただける方には、100部まで無料で送付させていただきます。
それ以上は一部20円の実費負担分のうち半額を当会が負担し、
一部10円+送料で送付させていただきます。(会員の方のみ)
(非会員の方へは原則として10部まで無料、それ以上は一部20円+送料で送付させて
いただきます。)
ぜひお求めください。
◆◇◆ 仙台地裁への要請ハガキにご協力を! ◆◇◆
再審請求審(三者協議)で争点となっている鑑定や病態の問題に関して、
弁護団は裁判所に対し、弁護側鑑定人の証人尋問を求めています。
また、犯罪に使われたとされる筋弛緩剤のアンプルや針箱等の証拠が
検察によって隠され、出されていなことから、証拠開示勧告も求めています。
証人尋問と証拠開示勧告が行われるように、仙台地裁へ要請ハガキの送付をお願い致
します。
◆◇◆ 累計約7万名分の署名を提出しました! ◆◇◆
9月27日に第6回目の署名提出として、11,065名分(累計で69,972名)の署名を
仙台地裁へ提出し、要請を行いました。
今までに集まった署名は7万名を超えています。
引き続き署名集めにご協力ください。
◆◇◆ 再審請求書を全文一般公開しました! ◆◇◆
去年、仙台地裁へ提出された再審請求書をHPで一般公開しました。
冊子でも販売していますが、より多くの方にご覧いただきたいという趣旨です。
ご一読ください。また宣伝にご協力ください。
◆◇◆ 検察意見書と弁護団反論を掲載しました! ◆◇◆
再審請求審(三者協議)における検察意見書と弁護団反論を掲載しました。
再審請求審で争点になっている鑑定論と病態論について、
再審請求書に対する検察の意見書とそれに対する弁護団の反論です。
鑑定論では検察はm/z258はベクロニウムの未変化体ではなく変化体であった、
全量消費されていたはずの鑑定資料の残りの「試料残渣」からm/z279が検出されてい
た、
などとして、確定審で有罪となった根拠を自ら覆す主張の大転換を行いました。
病態論ではA子さんの急変原因がミトコンドリア病であったとする
弁護団の主張を検察は否定することができませんでした。
またA子さんの症状と検査所見を国の認定基準に照らすと、
A子さんはミトコンドリア病の「確実例」に該当することが判明しました。
いずれも有罪認定の根拠は崩れており、再審開始の要件を満たしています。
◆◇◆ 鑑定論と病態論の解説を作成しました! ◆◇◆
再審請求審で争点になっている鑑定論と病態論について解説書を作成しました。
ともに難しい内容ですが、できるだけ分かりやすく解説してみました。
ぜひご参照ください。
◆◇◆ 事件PR映像を作成しました! ◆◇◆
北陵クリニック事件PR映像(約15分)を作成しました。
ぜひご覧の上、宣伝・周知願います。
なお集会等で使われる方のためにDVDも用意していますので、
必要な方はご連絡ください。(1枚500円)
◆◇◆ 週刊現代で連載記事 ◆◇◆
去年暮れに週刊現代で北陵クリニック事件の連載記事が掲載されました。
著者はジャーナリストの魚住昭氏で、当会も取材協力しています。
以下で読むことができます。
◆◇◆ 缶バッジとステッカーを作成しました! ◆◇◆
缶バッジとステッカーを作成しました。
衣服やカバン等に貼り付けて宣伝することができます。
ぜひお買い求めください。
◆◇◆ 事件Q&Aのアイデア募集 ◆◇◆
弁護団長の阿部泰雄先生より、一般社会に向けて
北陵クリニック事件のQ&Aを作ろうという話が出ています。
そこで、一般市民の目線で見た、本事件に対する疑問・質問(クエスチョン)を
皆様から募集したいと思います。
素朴な疑問、初歩的な質問、何でも結構ですので
遠慮なくお寄せください。
◆ 差し入れについて ◆
刑務所差し入れ(持込み・郵送)は以下のものに限定されています
のでご注意ください。(それ以外のものは着払い返品か廃棄になるそうです)
・本 (1回3冊まで)
・写真
・パンフ、ビラ (1回10部まで)
・現金
・切手 (1回3000円以内)
・その他、刑務所売店で購入したもの
◆ 守大助さんへ手紙を! ◆
インターネットも電子メールも使えない刑務所では
社会との接点は月3回の面会と支援者の皆様からの
手紙・ハガキしかありません。
ハガキ1枚でも支援者がいることを伝えることは
大助さんにとって大きな励みとなるはずです。
〒264-8585
千葉県千葉市若葉区貝塚町192千葉刑務所
守大助 様
(※発信回数制限のため個別のご返事は難しい状況に
ありますのでご了承ください。)
◆ 守大助さん面会について ◆
現在面会は月3回までとなっています。
面会を希望される方はご連絡ください。
面会日は希望者の希望をもとに、あらかじめ支援団体間で調整して決めています。
現在日程は今年いっぱいまで決まっています。
面会を希望される方は来年1月以降の希望日をお知らせください。
千葉刑務所はJR千葉駅からバスで10分程度です。(送迎も可能です)
原則3名同時面会で時間は20分程度です。
※待ち時間が少々かかります。
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無実の守大助さんを支援する首都圏の会
〒168-0081東京都杉並区宮前5-9-24サンハイツ宮前210藤沢方
E-mail: daisuke_shien@mbr.nifty.com
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