公益社団法人法違反の日本看護協会 
2013年総会(6月4日・5日) 千葉・幕張メッセ
 
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採決の議場閉鎖の練習中:1階フロアーは代議員席 
 
 
午後1時半に開会し、昨年までずっと発言時間が2分だったのが3分になり1分伸びたが、
発言は代議員がまず優先で、質疑の時間の2/3が保障され、
 
ほとんど自費で参加している一般会員の人数は、代議員の約3倍にもかかわらず、
質疑応答の時間は、初日は往復でたった45分だけ!!!
明日で総会はおしまいなのに!
 
執行部の発言時間には制限なし。
 
議事運営の問題は、1分間発言時間を長くしただけ。
一向に改善が無く、公益社団法人の資格が問われる大問題です。
 
参加者数 :開始時(ピーク時)
代議員703人(747人)、正会員1380人(1971人)、役員64人(64人) 
/計2,147人(2,782人)
 
つい2~3年前まで、参加者は1日4000人、
以前は約7000人の時も!
 
「公益社団法人」とは、会員や国民の声には耳をふさいで、
ひたすら政権党の悪政を実行し、
人権も人命も踏みにじる戦争政策に寄与する法人のことなのでしょうか?!
 
それぞれ公益社団法人の組織としては独立していますが、会費は一括して徴収しています。
日本看護協会の会費は、 5000円/年
各都道府県の協会費 :東京都の場合 10,000円/年 合計1万5000円
 
会員が日本看護協会の担当者に対してに、病院や施設の患者さんや地域の人々の実態、
労働組合などの活動などをふまえて、
国民の看護に関する多岐にわたる問題提起や意見を、
看護協会に反映させられるのはこの総会しかありません。
 
総会は明日までの2日間だけ。
 
6日は、看護師、保健師、助産師の職能集会が行われますが、
10年前に、執行部が総会の後の開催に一方的に日程変更を強行してしまい、
以来、昼夜分たぬ仕事で激務の各職能が全国から集まって、
3日間も一堂に会して話し合ったことが、
他の各職能の会員と総会に反映できなくなってしまいました。
 
ここでも孤立分断政策のあだ花が咲いてしまったのです。
 
 
幼児の虐待の問題、いじめ自殺、命と人権の問題で、
かつては、地域でも看護師と保健師・助産師の命と健康を守る連携に血が通っており、
看護職の命の連携パワーが、医者や行政をも動かしました。
 
 
しかし、厚生労働省の役人が、東大病院の看護部長に天下り、
都協会の会長に天上がり、その間に東大の看護学校を廃止して、都立の看護学校を廃校にして・・・
その他多くの官僚や自治体職員が看護協会に天上がり、天下り・・・
 
67万人もの会員を擁する日本看護協会は、
世界人権宣言と国際人権規約(社会権規約・自由権規約)を遵守し、
会員の発言権を保証し
一人ひとりの看護師が、命と人権を守る担い手として発言し、
職場や地域での活動を全面的に保障する事が急がれています。
 
とりわけ、
福島第1原発爆発による放射能汚染地域の
被ばく問題対策と避難難民の対策を
地元福島県の看護師・助産師・保健師とともに
日看協が資金を提供し、
首都圏及び全国47都道府県の看護協会の取り組みを抜本的に強化して、
国連社会権規約委員会の5月17日付けの勧告と
アナンドグローバー氏の勧告を全面的に実施すべきです。
 
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 無料定額診療にたずさわっているという若い会員が、
今の若者の貧困と格差の問題と、生きづらさの現実を執行部に訴えました。
 
「数千円の医療費を払えない・・・
子どもにも貧困が引き継がれ・・・
非正規の若者に、若年のⅡ型糖尿病の発症する例が増えている・・・
 
それにもかかわらず(政府が)生活保護の引き下げを強行しようとしている。
 
生まれた環境で、弱いものがしいたげられ
憲法25条で保障された、
社会的弱者一人ひとりの命を守っていく
生きる権利やひとり一人の健康に生きる権利から憲法9条まで改悪しようとしている!
 
今一度現実に目を向けてください!」
 
閉会は6時のはずなのに、議長は議後5時50分に
「時間になりましたので」と質疑を打ち切ってしまい、10分も早く閉会にしてしまいました。
 
 
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 ご覧の通り、ほとんど女性です。
 
ビラが自由に配布でき、民主的な議論が保障され、
会員の声を活かすことが可能になったら、日本の民主化は必ず加速すると思いませんか?
 
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