第51回放送フォーラム
TPPとはいったい何か
~その本質と問われるメディアの姿勢~
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「TPPとは、米国の多国籍企業に富を吸い上げていく装置」。経済
学者の萩原伸次郎氏はTPPをそう定義しています。
そして、農業や医療までもが利潤追求のターゲットにされ、食の安全
も脅かされる「命の危機」に見舞われる、と警鐘を鳴らしています。
一方、放送を語る会が実施したニュース番組のモニターによれば、
「農産物に例外品目を設けることが実現できれば、あとはわが国に
とってメリットの多いものになる」といった論調が主流でした。
それは、政府の主張とほとんど同じです。
今回のフォーラムは、テレビのニュース番組のモニター結果を問題
提起に、研究者から見た「TPPとは」を萩原氏に語ってもらう中で、
その本質とは何かを明らかにしていきます。
第1部 番組モニター報告「テレビはTPPをどう伝えたかその2」
放送を語る会
第2部 講演 横浜国立大学名誉教授 萩原伸次郎氏
講師プロフィール
1947年 京都市生まれ
1976年 東京大学大学院経済研究科博士課程単位修得退学
1990~1991年 米国マサチューセッツ大学経済学部客員研究員
2000~2002年 横浜国立大学経済学部長
著書 『アメリカ経済政策史』『米国はいかにして世界経済を支配
したか』
『日本の構造「改革」とTPP』など多数
日時 2013年4月27日(土)13:30~16:30
場所 代々木区民会館集会場
(JR代々木駅、大江戸線代々木駅西口から西へ、代々木3丁目
方面進み、小田急線のガードをくぐって左側。約8分)
主催 放送を語る会
協賛 日本ジャーナリスト会議・メディア総合研究所
お問い合わせは放送を語る会事務局まで
小滝 090-8056-4161 今井 090-4678-7132
MLホームページ: http://www.freeml.com/katarukai