「子どもたちと一緒に考える被災地の復興支援の今後 」と題して、
1月13日東洋大学で、シンポジウムと意見交換会が行われました。

◇くらし
避難所から仮設住宅に移った時は、やっと家族でリラックスできると考えていたけれど、
6畳一間に家族4人で、食事も寝るところもみんな一つの部屋。
狭い・音がストレス。
震災前の生活がどれほど贅沢だったか。
前の暮らしに戻りたい!
強く思います。
◇産業の復興について
南三陸町は漁業の町
カキやわかめの養殖は浮き球の寄付や創業費用や燃油代の支援はあるけれど、
「農業」「酪農」の産業もある。
土地を失った人々や塩害にも支援を!
◇ まちづくり これからの課題
1、「物」から「地域活性化」の支援に
2、今後改善できること 住環境の改善を
3、「復旧」あっての復興だ。
4、若い人もまちづくりに関われるように
≪提言≫
前の街を取り戻す復旧あっての復興だ。

人の死を初めて見て、自分の無力さを見て、
ふるさとの良さが見えてきた。
以前住んでいたところに戻りたい!
高校1年生 3・11の時は中学2年生でした。
「自分たちだけでは不満を言い合うだけだったけど、
国連やマスコミの話を聞いて、
(自分とは)縁のない世界と思っていたけど
真剣に考えてくれていることを知った」

「発表して知ってもらうことがうれしい。
自分たちで何か行動してみたいと思った。
(津波と火事で)家がなくなってしまった。
時間がたって忘れてしまうと思いでも消えてしまう気がする。
ものとか、残っているものは残してほしい」


第3部:全体会 子どもたちの話を聞き、フロアから質問と提言など 意見交換

ゾンタハウスを支えた大学生のみなさんから

森田ゼミの森田先生のあいさつ