女川原発とすべての原発の廃炉を願う熱気!!!写真速報

3.25さようなら原発inいしのまき」に300人を超える参加者

女川3号機の格納容器設計者の後藤政志さんと

振津かつみさん(チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西の医師)の講演に

聞き入る

 
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 さようなら原発inいしのまき 3/25(日)
 
 東日本大震災によって一つの自治体としては最も大きな被害を受けた宮城県石巻市は東北電力女川原発の立地市。大震災フクシマ原発事故から1年が過ぎる3月25日(日)に石巻で、県北各地住民が協力し合い、石巻中央公民館で 「さようなら原発!」を開催し、全国各地からも参加者が集い300人を超える参加がありました。
 
 定を超える揺れと大津波に襲われ危機一髪だったマークⅠ型炉女川原発の運転が、年内にも再開されようとしているなかで、女川原発の運転再開を止めるために、そして、フクシマ原発震災チェルノブイリ原発事故を教訓として子どもが安心して暮らせる社会を築くために、県北各地から県内・県外各地から、「3・25 原発さようなら in いしのまき」に結集しようという呼びかけに基づいて開催されました。
 
  呼びかけ人は、荒井まり子(大崎市古川),伊藤由子(加美町),及川仁(登米市中田),
木村正幸(石巻市),
小野寺俊朗(気仙沼市),木村裕一(石巻市),日下郁郎(石巻市),
近藤武文(石巻市),斉藤みや子(石巻市),佐藤清吾(石巻市北上町),嶋村幸二(登米市東和町),菅原晃悦(仙台市),蘇武加持善(石巻市),千葉眞良(石巻市),土屋聡(大崎市松山町),松田美宏(栗原市一迫)さんたちでした。
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 午後の部には託児室が準備され沢山の子どもたちも参加し、石巻中央公民館の大ホールでの講演会の定員は200人のところ、300人を軽く超える参加者で、資料を追加印刷し、”はっと汁”も追加調理して、参加者のみなさんに提供されました。
 
 元東芝・原子炉格納容器設計者、現・芝浦工大非常勤講師の後藤政志さんが、「原発をつくったから言えること」 と題して講演し、元・阪南中央病院内科医師、現・兵庫医科大学非常勤講師の振津かつみさん(遺伝学、放射線基礎医学)が、「チェルノブイリから改めて学び、その教訓をフクシマで活かす」と題して講演しました。
 
 
 後藤政志さん:広島大学船舶工学科卒業。三井海洋開発(株)で海洋構造物(石油掘削リグ)設計に携わる。1989年東芝に入社、2002年までに東京電力柏崎刈羽原子力発電所の3号機、6号機、中部電力浜岡原子力発電所の3号機、4号機、東北電力女川原子力発電所の3号機の設計に携わる。フクシマ原発事故後の去年5月、参議院行政監視委員会に参考人として招かれ、小出裕章さん、石橋克彦さん、孫正義さんとともに意見を述べる
著書:『原発をつくったから言えること』(クレヨンハウスブックレット)、『原発を終わらせる』(共著、岩波新書)
 
振津かつみさん: 「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」を設立し、チェルノブイリ原発事故で放射能汚染されたベラルーシ共和国の現地の人々と20年間に渡って交流しながら、現地の病院・幼稚園・学校等の支援を続けてきた。臨床内科医として大阪在住の原爆被爆者の健康管理に携わる。05年に大阪大学大学院医学系け研科博士課程を修了。32カ国、155団体加盟の国際NGO「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBW)運営委員を務め、世界の核被害者(ヒバクシャ)との連帯、支援を呼びかけている。
著書:『ウラン兵器なき世界をめざして―ICBWの挑戦』(合同出版)
 
 午前の部 では、被災者支援の音楽界や出店があり、ラッキー・ドラゴン」等の名曲で知られるシンガーソングライターの苫米地(とまべち)サトロさん、地元のシンガーソングライター渋谷修治さん、手廻しオルガンの石川明さんRYO-SAKUさんポンズさん達も参加しました
 
 子どもの遊び場コーナーでは、(江戸ゴマ等)もあり!被災者支援リサイクルバザー/豆人形販売/(提供)チューリップの球根/エコたわし等手作り品販売/手作り帽子のお店/(展示)「作ってみませんか?なべ帽子」/原発の本販売/(展示)母子週末保養「ちいさなたびJAPAN」/(展示)霧箱での放射線飛跡/写真展「女川原発周辺沿岸部の津波被害を通して見るフクシマ原発事故の放射能災害」
 
 おにぎり・すいとん汁販売(ネダンは材料費相当分!以下同じ)/おからドーナツ販売
 石巻焼きそば販売/コッペのU333オリジナルコーヒー、ハーブティ、
 障害のある人も無い人も一緒に働ける場「コッペ」のクッキーの販売も!
 そして「十三浜ワカメ」の販売も行われました!
  clubわくわくクッキングも、実行委員のみなさんに協力いただいて、50人分ほどのぼたもちを作って参加しました。
 
おまけ!
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この日の朝石巻駅には、はるばる高知からやってきたアンパンマントロッコ列車が!
抽選で当選した親子たちが乗り込んで、
外れた子どもたちに見送られて出発しました。