「内部被ばくを考える市民研究会」総会
日時 2011年10月29日(土) 18時45分~20時45分
場所 浦和コミュニティーセンター第15集会室(浦和PARCO9階)
前回の浦和駅東口の浦和PARCOの9階です。(前回は10階でした)
内部被ばくを考える市民研究会 事務局 川根 眞也
参加申し込みはこちらに
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東海村廃炉の署名への協力のお願い 春日部 小田陽子さんから ☆☆☆
知り合いが、東海村の事故の被害者の大泉さんの遺族の方と、東海原発廃炉への活動を
しています。東海村の村長は、今月中に10万人の署名があれば、県知事に要請に行く
と言ってるそうです。それで、ネット署名を先生からも呼びかけていただけないかと思
いまして。差しさわりがなければ、よろしくお願いします。
インターネット上で署名いただく場合は
↑ここからできます。
署名そのものは「実名」で入力いただきますが、画面上(公衆の前と同じとなります)
の表示を匿名」にすることもできます。その場合は「□ 匿名にする」にチェックマー
クを入れて、ご署名ください。
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新聞記事から ☆☆☆
10人の甲状腺機能に変化 福島の子130人健康調査
信濃毎日新聞 2011年10月4日(火)
認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)と信大病院(ともに松本市)
が、福島県内の子ども130人を対象に今夏行った健康調査で、10人(7・7%)の
甲状腺機能に変化がみられ、経過観察が必要と診断されたことが3日、分かった。福島
第1原発事故との関連性は明確ではない。旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年
)の被災地では事故から数年後に小児甲状腺がんが急増しており、JCFは今後も継続
的に検査が受けられるよう支援していく方針だ。
調査は原発事故から逃れて茅野市に短期滞在していた子どものうち希望者を対象に7
月28日、8月4、18、25日に実施。130人は73家族で生後6カ月~16歳(
平均年齢7・2歳)。医師の問診と血液検査、尿検査を受けた。
甲状腺は成長に関するホルモンをつくる。今回の調査で1人が甲状腺ホルモンが基準
値を下回り、7人が甲状腺刺激ホルモンが基準値を上回った。甲状腺機能低下症と診断
された例はなかった。信大病院の中山佳子小児科外来医長は「現時点では病気とは言え
ないが、経過観察の必要があるので、再検査を受けるように伝えた」としている。
ほかに、2人の男児(3歳と8歳)が、甲状腺がんを発症した人の腫瘍マーカーにも
使われる「サイログロブリン」の血中濃度が基準値をやや上回った。サイログロブリン
は甲状腺ホルモンの合成に必要なタンパク質。甲状腺の腫瘍が産生したり、甲状腺の炎
症で甲状腺組織が破壊されたりすることで血中濃度が高くなるが、健康な人の血液中に
も微量存在する。
原発事故で放出された放射性物質のうち、放射性ヨウ素は、甲状腺が甲状腺ホルモン
を合成する際にヨウ素を使うため、人体に取り込まれると甲状腺に蓄積、甲状腺がんや
機能低下症を引き起こす。
JCFの鎌田実理事長(諏訪中央病院名誉院長)は「いろいろ意見はあるが、被ばく
の可能性は捨てきれないと思う。継続してフォローしていくのはもちろん、福島の新た
な希望者がいれば、健康調査の枠を広げるつもりだ」と話している。
☆☆☆ 以上 転載終わり ☆☆☆