第43回放送フォーラム・制作者と語る
放射能汚染の向こうの未来
~チェルノブイリからフクシマへ~
深刻な放射能汚染、土地を追われる人びとの慟哭と怒り・・・。
30キロ圏内の取材を敢行し、原発災害の実態を伝えたNHK「ETV特集」“ネットワークでつくる放射能汚染地図”が今年のJCJ大賞(日本ジャーナリスト会議が贈呈)を受賞しました。
いま日本で、チェルノブイリと同じように、何年も人が住めない広大な土地が生まれ、汚染はさらに陸に海に広がりつつあります。
講師の七沢氏は、チェルノブイリ事故や原発関連の数多くの番組を制作し、今回のETV特集のディレクターを担当しました。
チェルノブイリとフクシマは、人類に何を問いかけたのか、
われわれは「フクシマ以後」の社会で何をすべきなのか、取材体験にもとづく緊急の提起を聴きます。
【講師】 七沢潔 氏
NHK放送文化研究所主任研究員
ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」(JCJ大賞)担当ディレクター
2011年9月17日(土)13時30分~16時30分
千駄ヶ谷区民会館
(JR原宿駅下車 線路沿いの道を新宿方向へ向かい、右へカーブして
明治通りと交差する1本手前の道を右入る)
主催 放送を語る会
協賛 日本ジャーナリスト会議、メディア総合研究所
≪七沢氏の原発関連の主な担当番組≫
1987年「放射能食糧汚染~チェルノブイリ2年目の秋~」
89年「シリーズ いま、原子力を問う」 90年「原発立地はこうして進む」
94年「チェルノブイリ・隠された事故報告」
99年「科学を人間の手に~高木仁三郎 闘病からのメッセージ~」
03年「東海村臨界事故への道」など。
≪著書≫ 岩波新書「原発事故を問う ~チェルノブイリから、もんじゅへ~」
(96年)ほか