2011年9月 2日 原子力発電を考える石巻市民の会HPより
http://shiminnokai.info/cat58/-31740.html
県と地元市町の女川3号機のプルサーマル同意の裏側 1
「反対意見が多くて大変だから・・・」と動員をかけられ・・・
―「プルサーマル全般に対する意見募集結果」で読む317番(40代)の意見―
宮城県・石巻市・女川町は、2009年12月4日(金)から2010年2月5日(金)にかけて「プルサーマル全般に対する意見募集」を行ないました。
次の意見は、合わせて330通寄せられた意見のうち、最終日の2月5日に県に寄せられた通し番号317番の方(40代)の意見全文。
当時石巻市に開示請求して入手した「プルサーマル全般に対する意見募集結果」A3版全15枚の14枚目にあったものです。名前等は墨塗りされるなどしていて不明です。(日下)
宮城県のホームページにある「宮城のプルサーマル情報」には、「このwevサイトでは、(東北電力のプルサーマル)計画の概要や協議回答までの経緯及び関係資料など、プルサーマルに関する様々な情報について皆様にご提供します」とあります。
しかし、
宮城県、石巻市、女川町が2009年12月4日(金)から2010年2月5日(金)まで2カ月間かけて行なった「プルサーマル全般に対する意見募集」に応募した人の意見そのもの(例えば前回取り上げた317番の方の意見全文)
女川原子力発電所3号機プルサーマル計画に対し、結論から言えば「消極的賛成」です。
安全性や安全管理体制等は信頼しています。
逆に我々に何か出来ることはあるのでしょうか?
必要性については疑問ですが、今更やめるのはダム建設中止より大変でしょうし。
「俺の所はいやだ。他所でやれ。」というのも何だかなぁ。
むしろ意見集約の仕方に問題がありませんか?
高齢化が進む女川石巻で高齢者を除外する意図があるとは思えませんが、パソコン持たずワープロ打てずの高齢者がこの「ご意見・ご質問フォーム」にアクセスするのは至難の業。
『読むのはいや。書くのはもっといや。人前で意見言うなんて恥ずかしくてできない』高齢者がほとんどなのに。
例によって例のごとく「ご意見を伺う場はちゃんと設けました。貴重なご意見しっかり賜りました。」とガス抜き扱いの予感。
そもそも意見や質問を集約してどうするんだろう?
反対意見が過半数を占めたらやめちゃうのかな?
逆に意見が3通しか集まらなくてもその3通が全て賛成意見なら「賛成100%」なのかな?
立地市町以外の住民の意見や未成年者の意見ははカウントされるの?
集約された意見は何にどの程度反映されるんだろう?
意見を表明できない人が多数の場合は再集約?
ほとんど対話がなされなかった『対話フォーラム』も、とにかくやっちゃえば住民との対話の場を3回設けたことになるのかしら?
誰が何を基にして決めるの?
はぁ。
入り口が見つからない。
出口は決まっているけど。
確認します。
「消極的賛成」です。
反対じゃありません。
文句や不満はいっぱいあるけど。
「反対意見が多くて大変だから・・・」と動員をかけられ「ハイハイ。
えっ今日が締め切りじゃないですか!」と慌てながらも仕事の合間を縫って『ご意見・ご質問フォーム』に「消極的賛成」と書き込むぐらい賛成です。
プルサーマル計画を受け入れる地元への貢献策がお金を積む以外に思いつかないなら、いっぱい積んでください。
他にあるならどんどん実行してください。
はぁ・・・。
何のための誰のためのプルサーマル計画かは知らないが、とにかくプルサーマル計画は進むんでしょうし、あたしぁ受け入れますよ。
ただこの書き込み欄、狭いし字は小さいし入力が大変。
送信前にちょいと手直しするのに戻ろうとしたら全部消えちゃって丸々書き直しになっちゃうし。
前回の方がもう少し優しく書けてたような気もする。
日下郁郎 | 分類: 東日本大震災と原発
http://shiminnokai.info/cat58/-31740.html
県と地元市町の女川3号機のプルサーマル同意の裏側 1
「反対意見が多くて大変だから・・・」と動員をかけられ・・・
―「プルサーマル全般に対する意見募集結果」で読む317番(40代)の意見―
宮城県・石巻市・女川町は、2009年12月4日(金)から2010年2月5日(金)にかけて「プルサーマル全般に対する意見募集」を行ないました。
次の意見は、合わせて330通寄せられた意見のうち、最終日の2月5日に県に寄せられた通し番号317番の方(40代)の意見全文。
当時石巻市に開示請求して入手した「プルサーマル全般に対する意見募集結果」A3版全15枚の14枚目にあったものです。名前等は墨塗りされるなどしていて不明です。(日下)
宮城県のホームページにある「宮城のプルサーマル情報」には、「このwevサイトでは、(東北電力のプルサーマル)計画の概要や協議回答までの経緯及び関係資料など、プルサーマルに関する様々な情報について皆様にご提供します」とあります。
しかし、
宮城県、石巻市、女川町が2009年12月4日(金)から2010年2月5日(金)まで2カ月間かけて行なった「プルサーマル全般に対する意見募集」に応募した人の意見そのもの(例えば前回取り上げた317番の方の意見全文)
女川原子力発電所3号機プルサーマル計画に対し、結論から言えば「消極的賛成」です。
安全性や安全管理体制等は信頼しています。
逆に我々に何か出来ることはあるのでしょうか?
必要性については疑問ですが、今更やめるのはダム建設中止より大変でしょうし。
「俺の所はいやだ。他所でやれ。」というのも何だかなぁ。
むしろ意見集約の仕方に問題がありませんか?
高齢化が進む女川石巻で高齢者を除外する意図があるとは思えませんが、パソコン持たずワープロ打てずの高齢者がこの「ご意見・ご質問フォーム」にアクセスするのは至難の業。
『読むのはいや。書くのはもっといや。人前で意見言うなんて恥ずかしくてできない』高齢者がほとんどなのに。
例によって例のごとく「ご意見を伺う場はちゃんと設けました。貴重なご意見しっかり賜りました。」とガス抜き扱いの予感。
そもそも意見や質問を集約してどうするんだろう?
反対意見が過半数を占めたらやめちゃうのかな?
逆に意見が3通しか集まらなくてもその3通が全て賛成意見なら「賛成100%」なのかな?
立地市町以外の住民の意見や未成年者の意見ははカウントされるの?
集約された意見は何にどの程度反映されるんだろう?
意見を表明できない人が多数の場合は再集約?
ほとんど対話がなされなかった『対話フォーラム』も、とにかくやっちゃえば住民との対話の場を3回設けたことになるのかしら?
誰が何を基にして決めるの?
はぁ。
入り口が見つからない。
出口は決まっているけど。
確認します。
「消極的賛成」です。
反対じゃありません。
文句や不満はいっぱいあるけど。
「反対意見が多くて大変だから・・・」と動員をかけられ「ハイハイ。
えっ今日が締め切りじゃないですか!」と慌てながらも仕事の合間を縫って『ご意見・ご質問フォーム』に「消極的賛成」と書き込むぐらい賛成です。
プルサーマル計画を受け入れる地元への貢献策がお金を積む以外に思いつかないなら、いっぱい積んでください。
他にあるならどんどん実行してください。
はぁ・・・。
何のための誰のためのプルサーマル計画かは知らないが、とにかくプルサーマル計画は進むんでしょうし、あたしぁ受け入れますよ。
ただこの書き込み欄、狭いし字は小さいし入力が大変。
送信前にちょいと手直しするのに戻ろうとしたら全部消えちゃって丸々書き直しになっちゃうし。
前回の方がもう少し優しく書けてたような気もする。
日下郁郎 | 分類: 東日本大震災と原発