【文科省HP掲載情報の拡散を希望します。】
≪★3・11地震と津波の被災地-東京、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木および千葉の方々が対象。
 ★2週間程度の短期交流、英語学習、職業専門教育・訓練または高等教育機関での学習なども対象。 ≫

「豪州首相日本対象教育支援プログラム」公募開始について

 平成23年8月25日

 平成23年4月22日、ジュリア・ギラード豪州政府首相より、東日本大震災の被災地における今後の教育の進展に貢献すべく、当該地域の学生等を対象とする教育交流支援プログラム(以下、プログラム)の創設が発表されました。
 文部科学省、豪州政府、財団法人日本国際教育支援協会(JEES)三者間において、プログラム実施に係る協定が締結されたことなどを踏まえ、この度8月24日より、プログラムの公募が開始されることとなりました。

1.プログラムの概要
○豪州政府は、3月11日の東日本大震災に対応して、豪州と日本の被災地間の二方向の短期教育交流のために、奨学資金を提供。交流期間を通して当該国で生活する旅費、宿泊費、授業料及び交流関連費に対する奨学資金を援助。 

(1)日本の被災地の学生等に、学習又は教育における継続もしくは推進のために、一定期間豪州に滞在する新たな機会を提供(日本からの学生等派遣)

(2)豪州学生、学者、研究者及び専門家に、学習又は教育における継続もしくは推進のために日本の被災地に赴く機会を提供(日本への学生等受入れ)

2.プログラムの詳細
○採用人数 最大100名
○奨学金額 約500,000豪ドル(日本からの派遣及び受入者の合計額。割合は未定。各参加者には約5,000豪ドルを想定)

(1)日本からの学生等派遣プログラム
○支援期間 平成23年8月~平成24年12月31日まで
○応募方法 学生等は在籍大学に申請し、在籍大学長等からの機関申請が必要
○対象地域 災害救助法適用地域内の大学、短期大学及び高等専門学校等
(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県、東京都)
○今後のスケジュール
財団法人日本国際教育支援協会(JEES)より大学等宛て通知発送及び概要の公表を行い、順次、JEESが申請を受け付け。毎月2回(15日、30日頃)申請書類をとりまとめて、審査・選考を実施し、概ね1ヶ月半以内に申請大学等を通じて採否を連絡(随時)。
平成24年9月30日を以て、受付終了(採用人数に到達した段階で早期終了)。

(2)日本への学生等受入れプログラム
 詳細は下記の連絡先にお問い合わせください。

3.プログラムに関する問い合わせ先
財団法人日本国際教育支援協会(JEES)  国際交流課(担当:木村、藤田、松田)
東京都目黒区駒場4-5-29
電話番号:03-5454-5274(直通)、03-5454-5211(代表)(平日午前9時~午後6時)

4.その他
○その他申請条件等の詳細については、財団法人日本国際教育支援協会(JEES)ホームページを御覧下さい。
豪州首相日本対象教育支援プログラム奨学金(※財団法人日本国際教育支援協会ウェブサイトへリンク)  http://www.jees.or.jp/sc-scholarship/australian_gv-sc_2011.htm

○本プログラムの他、豪州政府は「エンデバー奨学金」(日本枠)10名分も提供しています。

お問い合わせ先
高等教育局高等教育企画課国際企画室
室長 坂下鈴鹿(内線2619)、専門官 大嶋名生(内線3363)
電話番号:03-6734-3363(直通)
ファクシミリ番号:03-6734-3385
.(高等教育局高等教育企画課国際企画室)

文部科学省HP
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/23/08/1309102.htm



◆オーストラリアから日本への教育支援 「豪州首相日本対象教育支援プログラム」◆

 教育交流支援プログラム(震災復興支援)奨学金のご案内

 豪州政府は、東日本大震災で被害を受けた地域の学生等に対してオーストラリアについて学び研究し、体験する新しい機会のための資金を提供します。
 このプログラムを通じて被災者の生活の再建、地域社会の復興の一助になればと願っています。

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1.応募対象者

  2011.3.11の東日本大震災で学習及び研究の継続に支障をきたした方々や被災地域の学生等でオーストラリアでの新たな学習研究を望む方々を対象とします。
 日本の被災地大学等を訪問するオーストラリア人学生等の受入も含みます。

2.採用人員

  最大100名

3.奨学金額

 約5000豪ドル相当(支給額は、各個人の交流提案に応じて決定)航空賃、宿泊費、交流費、授業料などに使用できます。

4.実施期間

 2011年8月から2012年12月31日まで

5.学生等からの応募方法

 在籍する大学等に応募書類を提出

6.大学等からの推薦方法

 学校長等からの推薦

7.大学等からの推薦受付期間

 2011年8月から2012年9月末まで

8.その他

(1) 給費奨学金であり、返済義務はありません。
(2) 2週間程度の短期交流、英語学習、職業専門教育・訓練または高等教育機関での学習なども対象。
(3) 応募多数の場合は、ご希望に添えない場合があります。

  奨学金の応募・推薦書類に記載された個人情報については、奨学金事業のために利用され、その他の目的には利用されません。

<様式等>

概要 (英文・和文)
ガイドライン(英文・和文)
申請書様式(Wordファイル)
Q&A(和文)

<大学等からの応募推薦書類提出先・問合せ先>

財団法人日本国際教育支援協会事業部 国際交流課
〒153-8503 東京都目黒区駒場 4-5-29
TEL:03-5454-5274 FAX:03-5454-5232
電子メール:ix@jees.or.jp 


財団法人日本国際教育支援協会HP
http://www.jees.or.jp/sc-scholarship/australian_gv-sc_2011.htm


◆概要

オーストラリア政府
教育雇用職場関係省
豪州首相日本対象教育支援プログラム

-教育交流支援プログラム-

 2011年3月11日の東日本大震災と津波により、日本の東北地方沿岸は甚大な被害を受け、日本の教育システムに大きな混乱が生じました。
 オーストラリアと日本は、両国間の教育交流を通して、絆を深めてきました。オーストラリアは、日本からの交換留学生を他のどの国よりも多く受け入れています。毎年約7万2千人の日本人学生が学業の一環としてオーストラリアを訪れています。また、日本語は、オーストラリアの学校で最も広く教授されている外国語であります。
 オーストラリアが、日本の復興のために、ささやかでありながらも心からのさらなる貢献をする際に最も適した分野は、何よりも教育分野ではないでしょうか。
豪州首相ジュリア・ギラードは、このような理由から、このたびの大震災で最も被害を受けた地域の学生・学者・研究者・専門家がオーストラリアに短期滞在することを支援する新しいプログラムを発表したのです。

 このプログラムは、オーストラリアでの数週間の滞在、学習、学術的業務への従事に関連する旅費、宿泊費、授業料などを援助するものになります。
オーストラリアが日本の学術面での継続的な成長に深く関与してきたことを反映し、このプログラムの基金は、日本の大学に招かれたオーストラリアの学生、学者や研究者が学術面での連携のために日本を訪れるためにも利用できます。このプログラムは、3月11日に被害を受けた実験室や研究を再建したり、学生の管理を連携して行ったり、指導や調査学習を分担したり、その他の学術研究活動に参加する援助となるかもしれません。

オーストラリアは、これらの支援によって、被災地の生活とコミュニティの再建に微力ながら貢献できればと考えています。
また、豪州首相は、既存のエンデバー奨学金の中に毎年10名の日本枠を設けました。
これらの奨学金は、学生や教育・研究分野の専門家の学習や研究、専門分野での学術的な発展を支援するものとなるでしょう。
そして、最初の年となる本年は、これらの奨学金についても、地震と津波の被災地-東京、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木および千葉の方々を対象とします。
オーストラリアは、このような形で日本の方々に対する友好と支援を示したいと考えています。

 このプログラムは、オーストラリア政府がオーストラリア政府国際教育機構(AEI)を通して、日本の文部科学省所轄法人の財団法人日本国際教育支援協会(JEES)と連携して運営されます。

 詳細は、ホームページhttp://endeavour.australia.or.jpもしくはJEESへ電話(03-5454-5274)かメール(ix@jees.or.jp)でご確認ください。