◎ 北九州ココロ裁判・崔善愛さんの訴え

 きょうは、突然ですが、集会等のご案内があります。
 15年前、敬愛する北九州の教師たちが立ち上がった、君が代訴訟の元祖ともいえる「ココロ裁判」にわたしも関わってきましたが、いよいよ14日、最高裁判決となります。
 急きょ、東京から北九州をみつめてきた友人4人があつまり、以下の行動を準備していますので、よかったらぜひいらしてください。

 ■「学校現場に内心の自由を求め、『君が代』強制を憲法に問う裁判 北九州「君が代」訴訟=ココロ裁判」――最高裁判決の日
 ■7月14日(木)!
 傍聴行動と集会「ココロ裁判は何を闘ってきたのか」へのご参集を
 <傍聴>
  日時 7月14日(木)14:20整理券配布、15時開廷
  集合 最高裁南門前
  *判決後、最高裁前で抗議・アピール行動をやる予定です


 <集会>「ココロ裁判は何を闘ってきたのか」
 日時 7月14日(木)18:00~
 会場 文京区民センター3F(地下鉄:三田線「春日駅」、丸ノ内線「後楽園」)
 発言 ココロ裁判原告(たけもりまきさん、牟田口カオルさん、ほか)
  支援者から 駆けつけてこられた方々からの発言を予定しています。ぜひ!

 ■呼びかけ人:北村小夜、京極典子、桜井大子、チェソンエ
 ■後援:「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会
 ■連絡先:daiko@mbr.nifty.com

 <よびかけ>
 1986年、はじめて、中曽根元首相が靖国神社を公式参拝した年、日本は、大きく戦後のかじをきった。この年、北九州教育委員会は、「こころをこめて(君が代を)うたうこと」などの4点指導を始めた。

 「国歌斉唱」と同時に着席する小6の少女、
 全身を震わせ「立て!」と叫ぶ校長や教頭、
 ここに、ふたつのココロがあった。

 「こころをこめてうたう」?
 自分のココロに聞いた、ココロは答えた。この曲は、うたえない。
 数知れないひとびとの命を奪った曲なのだから。
 うたえない、ことにこそ、ココロは宿っているのだ。

 こころを問い、自らの言葉を探し、法廷に響かせ、
 新たな「戦後」を開こう、と求めた19人の原告…。
 いま、何を想っているだろう。

 日本で初めて、君が代不起立処分者が出た北九州。
 あれから25年。
 地裁一部勝訴、高裁で敗訴。
 そして提訴から15年目、福岡から最高裁へ、

 「ココロ裁判」はこれからも
 最高裁の向こう岸をみつめている。

 ■最高裁の「皇居反対」側の裏門=南門で待ってます。チェソンエ