11時ころ、福島第1原発の3号機も爆発しました。
現在、北西の風が吹いています。
<東日本大震災>3号機も水素爆発 福島第1原発
毎日新聞 3月14日(月)11時26分
経済産業省原子力安全・保安院は14日、東日本大震災で緊急停止した東京電力福島第1原発3号機で午前11時1分、1号機と同様に水素爆発が起きたと発表した。保安院によると、原子炉内の水位低下で露出した燃料が過熱して溶け、大量の水素が発生し、爆発したとみられる。現場には南風が吹いている。周辺には住民約600人が残っているとみられ、保安院は屋内退避を呼び掛けた。
保安院によると、原子炉格納容器の圧力は14日午前5時ごろ365キロパスカルアブソルート(耐圧の単位)だったが、同6時50分に530まで高まった。地震後最高値で、設計上の最高圧力をわずかに超過した。保安院は「設計値には余裕があり、直ちに爆発の危険はない」と説明。その後、圧力も約500に下がったとしていた。
一方で、建屋内の水素圧力も高まったため壁の一部を外す検討を始め、作業員を退避させるなど現場は一時緊迫した。この場合、体内被ばくのおそれがある放射性ヨウ素の放出量が約100倍に高まる危険があり、保安院は「状況次第」という慎重な検討をしていた。
3号機の燃料は上部約2メートルが冷却水から露出し、このために燃料溶融が続いたとみられ、注水の方法に問題があったことが危機的な状況を招いたという。【山田大輔】
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0314/mai_110314_4371994498.html
現在、北西の風が吹いています。
<東日本大震災>3号機も水素爆発 福島第1原発
毎日新聞 3月14日(月)11時26分
経済産業省原子力安全・保安院は14日、東日本大震災で緊急停止した東京電力福島第1原発3号機で午前11時1分、1号機と同様に水素爆発が起きたと発表した。保安院によると、原子炉内の水位低下で露出した燃料が過熱して溶け、大量の水素が発生し、爆発したとみられる。現場には南風が吹いている。周辺には住民約600人が残っているとみられ、保安院は屋内退避を呼び掛けた。
保安院によると、原子炉格納容器の圧力は14日午前5時ごろ365キロパスカルアブソルート(耐圧の単位)だったが、同6時50分に530まで高まった。地震後最高値で、設計上の最高圧力をわずかに超過した。保安院は「設計値には余裕があり、直ちに爆発の危険はない」と説明。その後、圧力も約500に下がったとしていた。
一方で、建屋内の水素圧力も高まったため壁の一部を外す検討を始め、作業員を退避させるなど現場は一時緊迫した。この場合、体内被ばくのおそれがある放射性ヨウ素の放出量が約100倍に高まる危険があり、保安院は「状況次第」という慎重な検討をしていた。
3号機の燃料は上部約2メートルが冷却水から露出し、このために燃料溶融が続いたとみられ、注水の方法に問題があったことが危機的な状況を招いたという。【山田大輔】
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0314/mai_110314_4371994498.html