最高裁は「表現そのものを処罰すること」の憲法適合性を判断せよ!
■□■ 第9回最高裁要請行動=4月13日(水)10:15最高裁東門集合 ■□■
◎ 板橋高校卒業式事件・顛末記<33> 園遊会のこと
「シマエナガ」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
米長が、天皇に、「日の丸・君が代」全国実施にまい進していることを報告、「御苦労」の言を受けると思いきや、「強制はどうも・・・」との否定的言葉を浴びる。
米長、きょうくして頭を垂れ、「仰せの通り・・・」としどろもどろした。
これが、園遊会事件である。
新聞記者はその場面の録音をイヤホーンであろうと推定されるが、何十回も聞き間違ったらおおごとと、必死の記事を書く。
玉音ひとたび発せられ、関係者懸命に右往左往、なんとも時代は明治より連綿として何ら変わっていないように思われる。
明治以来、天皇が言葉を交わした人は数知れずであるが、唯一、天皇が最大の敬意をもって最敬礼したという人物は、南方熊楠をおいて他にない。
彼は、世界の偉人であろう。
教育出版の国語教科書にこの熊楠の写真が大きく紹介されていたが
それと並んで村上龍の顔が大きく出ているのには驚いた。「龍ねえ」としばし戸惑った。
米長はまこと人品卑しき人物である。 世にこれほどの人物もそういない。
真正右翼はこのような人間を、天皇一里四方に近づけるべきではないと思うのだが・・・。
アメノウズメとアマテラスと取り違えた教育委員会議事録の公表許可・署名人は米長である。
古事記は私は敬遠していたが、このたびの三浦氏の口語訳を読んで、心底呆気にとられた。
これは、世界最高の文学だ!
なんとまあ、こんな園遊会でどうしたなんてくだらないこと書くより、古事記を書写するか、章ごとの感想書いてた方がはるかに良いであろうとの誘惑にかられる。
とにもかくにも、「古事記」にはまいったなあ。
これを間違ったら、ほんと切腹ものだよ!
内館牧子の切腹なんてそれこそ見たくないが・・・。
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