平成22年(オ)第1262号、平成22年(受)第1523号
上告人兼申立人 相田堯夫 外9名
被上告人兼相手方 東京都
2011(平成23)年1月25日
最高裁判所 第一小法廷 殿(略)
上告人兼申立人ら代表平松辰雄
要 請 書
私たちは、2010年6月30日、9月14日及び11月24日に貴裁判所に対し、下記の三項目を要請して参りました。
前回に続き今回は、個人署名6780筆、団体署名102筆の追加提出をいたします。累計で個人署名66647筆、団体署名1086筆となります。
数ヶ月の間にこれほどの署名が寄せられたということは、東京都教育委員会の方針による学校の卒業式・入学式などでの「日の丸・君が代」強制を心配している国民が、いかに多いかということを表しています。しかもこの署名は東京都内だけではなく、全国各地、文宇通り北海道から沖縄までからも届いています。このことからしても、東京都のような事態が広がっていくことを危惧している方が全国にわたって広汎にいる、という事実が明らかです。この事実を貴裁判所に理解していただきたいと思います。
国旗国歌法が1999年に国会で審議された時、当時の小渕首相や野中官房長官は「国旗・国歌を強制するものではない」と説明しました。東京都教育委員会による強制は、この政府見解にも反するものであります。
東京都教育委員会が2003年に出した「日の丸・君が代」強制の「10・23通達」以来、違憲違法な職務命令には従えないとして提訴した裁判は21を数えます。そのうち現在、貴裁判所にかかっているのは私たちの「君が代」強制解雇裁判と採用拒否撤回裁判の二つですが、今後、百人単位を原告とする裁判も次々とかかるものと思われます。
私たちの裁判は、憲法で保障された思想良心の自由や教育の自由を問うたいへん重要な裁判です。「憲法の番人」たる貴裁判所は高裁判決を取消し、生徒がのびのぴと学習できる自由な雰囲気を学校に回復するよう、公正かつ慎重な審理を行ってください。そのため以下の点を重ねて要請いたします。
1、公正かつ慎重な審理のため、大法廷で口頭弁論を行うこと。
2、日本国憲法・教育基本法・国際人権規約にもとづき、「日の丸・君が代」の強制を違患違法と判断すること。
3、「君が代」斉唱時に起立しなかったことだけを理由とする、再雇用職員の解雇と採用拒否ならびに懲戒処分が違法であると認めること。
【連絡先】(略)
≪パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
今、教育が民主主義が危ない!!
東京都の「藤田先生を応援する会有志」による、民主主義を守るためのHP≫
上告人兼申立人 相田堯夫 外9名
被上告人兼相手方 東京都
2011(平成23)年1月25日
最高裁判所 第一小法廷 殿(略)
上告人兼申立人ら代表平松辰雄
要 請 書
私たちは、2010年6月30日、9月14日及び11月24日に貴裁判所に対し、下記の三項目を要請して参りました。
前回に続き今回は、個人署名6780筆、団体署名102筆の追加提出をいたします。累計で個人署名66647筆、団体署名1086筆となります。
数ヶ月の間にこれほどの署名が寄せられたということは、東京都教育委員会の方針による学校の卒業式・入学式などでの「日の丸・君が代」強制を心配している国民が、いかに多いかということを表しています。しかもこの署名は東京都内だけではなく、全国各地、文宇通り北海道から沖縄までからも届いています。このことからしても、東京都のような事態が広がっていくことを危惧している方が全国にわたって広汎にいる、という事実が明らかです。この事実を貴裁判所に理解していただきたいと思います。
国旗国歌法が1999年に国会で審議された時、当時の小渕首相や野中官房長官は「国旗・国歌を強制するものではない」と説明しました。東京都教育委員会による強制は、この政府見解にも反するものであります。
東京都教育委員会が2003年に出した「日の丸・君が代」強制の「10・23通達」以来、違憲違法な職務命令には従えないとして提訴した裁判は21を数えます。そのうち現在、貴裁判所にかかっているのは私たちの「君が代」強制解雇裁判と採用拒否撤回裁判の二つですが、今後、百人単位を原告とする裁判も次々とかかるものと思われます。
私たちの裁判は、憲法で保障された思想良心の自由や教育の自由を問うたいへん重要な裁判です。「憲法の番人」たる貴裁判所は高裁判決を取消し、生徒がのびのぴと学習できる自由な雰囲気を学校に回復するよう、公正かつ慎重な審理を行ってください。そのため以下の点を重ねて要請いたします。
1、公正かつ慎重な審理のため、大法廷で口頭弁論を行うこと。
2、日本国憲法・教育基本法・国際人権規約にもとづき、「日の丸・君が代」の強制を違患違法と判断すること。
3、「君が代」斉唱時に起立しなかったことだけを理由とする、再雇用職員の解雇と採用拒否ならびに懲戒処分が違法であると認めること。
【連絡先】(略)
≪パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
今、教育が民主主義が危ない!!
東京都の「藤田先生を応援する会有志」による、民主主義を守るためのHP≫