全国で生活保護を受給している人が6月時点で190万7176人に上ることが22日、厚生労働省の集計で分かった。190万人を超えたのは、戦後の混乱の余波で受給者が多かった1955年度(月平均で約193万人)以来。
 
◇ 戦後余波の1955年度以来

 180万人を超えたのは昨年12月で、それからの半年で10万人増えた。リーマン・ショックによる景気低迷の影響で2008年12月以降はほぼ毎月、前月より1万人以上増える傾向が続いており、6月は前月比で約1万9千人の増加となった。前年同月比では約20万8千人増。

 都道府県別では、最も多いのは大阪の約27万8千人。次いで東京(約25万人)、北海道(約15万7千人)などの順。

 また、受給世帯数は137万7930世帯だった。08年5月以降、過去最多を更新し続けている。


 生活保護の受給者数は、バブル崩壊後の95年度の約88万人を底に増加に転じ、06年度には150万人台に。08年度後半からは、半年に10万人のペースで増え続けている。

 これまでに受給者数が最も多かったのは、52年度の約204万人。
 (共同)

『東京新聞』(2010/09/22)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010092201000588.html


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