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 8月5日から4日間、明治大学で、日本ヤヌシュ・コルチャック協会主催の国際コルチャック会議2010 in Japan「21世紀における子どもの権利」およびIKA加盟国会議が開催されました。


 5日のオープニングセレモニーでは、国際ヤヌシュ・コルチャック協会バティア・ギラド会長、納屋廣美明治大学学長のあいさつに続いて、国連子どもの権利委員会を代表して、今年5月に行われた子どもの権利条約第3回日本政府報告書審査と2つの選択議定書(武力紛争における子どもの関与に関する子どもの権利に関する条約の選択議定書・子どもの売買・児童買春および児童ポルノに関する子どもの権利に関する条約の選択議定書)第1回日本政府報告書審査責任者のロタール・クラップマン氏が挨拶。

 原口和弘総務大臣とポーランドコルチャック協会会長・ポーランドの子どもオンブズマンのメッセージが代読され、ユニセフ東京事務所代表の平林邦彦医師も挨拶。ポーランド大使館首席参事官、イスラエル大使館政治担当公使、IKC実行委員会副代表の塚本智弘教授が日本のコルチャック研究について報告し、井上文勝日本コルチャック協会会長から海外参加者の21人が紹介されました。
 午後には、記念コンサートや国際コルチャック会議名誉議長の黒柳徹子氏の講演が行われました。

『国際コルチャック会議2010 in Japan』ビデオ
http://www.ustream.tv/channel/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%9A%E8%AD%B0-2010-in-japan


2日目:”コルチャックと子どもの権利”について、国内外の会員15人から報告が行われました。


3日目:7日は、”日本での子どもの権利”の部で、国連で子どもの意見を表明した子どもたち3人が報告。

「第3回日本政府報告の審査を終えて」と題して、勧告の責任者:国連子どもの権利委員会のロタール・クラップマン氏が、今回の審査の中で重視された問題について講演し、会場からの質問に答えました。【写真】

 午後からは、各国での教育実践について映像や教材を使用しての報告、舞台や映像でのコルチャックへの創造的アプローチなど、興味深くエネルギッシュな報告が次々に行われました。

 言論・表現の自由を守る会からは事務局長が参加して発言し、国内外の参加者と交流しました。