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< 写真は、国連人権規約委員会での10年ぶりの日本政府審査を前に開催された 日弁連主催NGOとの意見交換会とシンポジウムで、日本のNGOの訴えを聞くポサダ委員長(右)と熱心に全ての発言のメモを取り続けるシーラー副委員長/2008年9月22日 当会からは堀越明男さんとともに約10人が参加し、ビラ配布弾圧事件について発言。シンポジウムでも日本の人権鎖国状態について発言しました。
 19日の大阪での意見交換会には大石忠昭さん祝(ほうり)さん、ビラ配布弾圧関係のNGOメンバーが多数参加し発言しました。>


 当会の第7回東京高裁裁判所要請(5月13日)に堀越さんご夫妻が参加され、その際に明男さんの妻由美子さんが、中山隆夫 裁判長宛て下記の手紙を読み上げ、「中山裁判長に渡してください」と訟廷管理官に手渡しました。

<< 堀越由美子さんの東京高裁中山隆夫裁判長への手紙 >>

 公判も第9回目を迎えます。主人とは昨年職場で知り合い、その真面目で丁寧な仕事振りや優しい人柄に引かれて結婚しました。
 事件のことはお付き合いの途中で知りましたが、彼は犯罪を犯すような人ではないので、ただただ「平和活動のためのビラ配布で逮捕」という点が私には本当に信じられませんでした。
 そして事件のことを知っていく中で、この疑問は大きくなるばかりです。主人に対して行われた不当捜査・逮捕起訴は人権侵害の何者でもありません。
 国民にはプライバシーが守られ、個人的人権は尊重され、安心して暮らす権利があります。
 主人は私生活を長い期間尾行・盗撮され、ある日突然、自宅を捜査員たちに踏み込まれ逮捕されました。
 何も悪いことはしていないのに、どんなに恐怖だったかと思うと、その話を聞くたびいつも胸の詰まる思いで一杯になります。その日から主人の「日常」は「非日常」になってしまい、その精神的苦痛は計り知れません。
 すでに多くの署名がお手元に届いているかと思いますが、それだけ多くの国民が注目しております。にもかかわらず、国民一人一人の声に耳を傾けないばかりか、人権規約委員会でも話題になってしまう日本の司法制度そのものにも疑問を感じます。

 「開かれた裁判所」として、証拠ビデオの全面開示も含め、裁判長のきちんとした判決を堀越明男の妻として強く求めます。

   2009年5月13日 堀越 由美子



 堀越明男さんは無罪!
 東京高裁中山裁判長は、警察による大量の盗撮ビデオの証拠開示を決断せよ!

< 国公法弾圧堀越事件の裁判要請行動へのご参加と、裁判傍聴のお願い >



■7月8日(水)国公法弾圧堀越事件  午前11時から、裁判長への『未開示ビデオの証拠開示』と『無罪判決』について
  要請を行います。

  ※ あわせて署名の提出も行いますので、署名を持参の方は数の集約をしますので、
    事前にご連絡をいただくか、10分前までに集合場所にご持参下さい。

    集合時間10時45分
    集合場所 高裁の門を入った右手のところ
    要請の時間 開始11時から 30分間

■ 午後から、第10回公判
  午後1時15分から東京高裁102号法廷にて

  前回のフランスの公務員法制に続き、
  今回はイギリスにおける公務員法制について、榊原秀訓南山大学教授が証言をされます。

  →国連から撤回を勧告された日本の国家公務員法が、諸外国とはいかに異質なもの
   であるかについて証言される予定です。


 要請と裁判傍聴へのご参加をよろしくおねがいします。

   言論・表現の自由を守る会