栃木県宇都宮市で中高生がプロデュースする結婚式が先日行われた。 大人以上に将来を危惧し見据えている?と思った次第です。


きっかけは宇都宮市議会で行われた市内の中高生による「ジュニア未来会議」で市に政策提言を行うということからだった・・・


「少子化」 「晩婚化」 「婚活」 などの単語から導きだされたのが、「大人の幸せ見てみない」  入籍はしているけれど結婚式を行っていない人を募集し行われた手作りの結婚式。

勿論、会場等のプロがアドヴァイスはしているし協力もしているのだけれど・・・温かな手作り結婚式となったようです。


ウエルカムツリー・リングピロー・リボンシャワーのリボンなどをハンドメイドで学生達が用意。

当日の受付やドアオープンなども学生達が行った。



終わった後の参加した中高生の言葉が嬉しかった。

*結婚願望ってなかったけれど、結婚っていいなと思った。

*結婚しても式は行わなくていいと思っていたが、結婚式をしたくなった。

など、「結婚ていいな!」という想いを10代の方々が思ってくれたということがとても嬉しかった。



ずっと言い続けているのですが、結婚式や結婚についてを中高生の授業の中に盛り込んで欲しいと思っている私としては、嬉しい情報♪ 結婚が決まってから限られた時間の中で予備知識が無い状態で結婚式を行うので様々な問題が生じてしまうのです。 


昔のようにご自宅で花嫁支度をして嫁いでいく事やご自宅での祝言が殆ど無くなってしまった。

お支度から全て会場の中で行われ、街の中でお嫁さんなどの姿を見ることがなくなってしまい結婚式と云うものに触れることがなくなってしまった現代。


その意義も素晴らしさも削ぎ落とされ単なるイベント化・ビジネスライクにされていく中でそのあり方に疑問を抱きいつしか結婚式を行わない人々が半数となってしまった。


結婚とは? 結婚式とは?
様々な形で関わる大人たちが改めて考えなければいけないのではないでしょうか・・・

そんな問題提示をしてくれた彼らに拍手を贈りたいと思ったのでした。