三笠宮のご長女 彬子様が日本の伝統文化を伝えるプロジェクト「心游舎」を立ち上げていらっしゃいますね。


この数年結婚式はイベント傾向が増し、大切な儀式や由来の部分が抜け落ちてしまっている気が致します。 大切な部分なのに・・・


結婚式は日本やアジア・欧米それぞれの国によって様々な由来や文化が込められています。 日本はもともとは自宅で行う祝言。「自宅婚」ですね。



そこで・・・

繋いでいきたい文化 その一つ  『 結納」 』


昔は仲人さんが両家を行き来し結納品を届けていたのですが、今の時代 仲人さんはいらっしゃらなくなりましたし、ご媒酌人もたてなくなりましたのでその役割を務めて下さるかたは殆どいらっしゃいません。


正式九品をご用意しなくても略式で3品でもよいのです。

両家一同に同じ席に集まり、会場スタッフや私のようなプランナーに進行を任せてもよろしいので、是非 日本古来よりの儀式であった結納を行って頂きたいと思うのです。


結納品には一つ一つ 長寿・繁栄・円満などの想いが込められているのです。



結納品て?という方の為に・・・


関東は白木の台、1台にまとめて飾ります




関西は一品づつ小さな台に飾ります





実際にお手伝いさせて頂いた御結納です♪




御新郎御新婦は結納はしなくてよいと・・・

しかし、お父様はきちんと結納を交わしなさい!と・・・


双方の想いを伺い、間をとって略式でレストランで私の進行の元行ったのです。

結納品は3品で御新郎側から御新婦側へのみでした。


これを機に、結納品の意味や結納の行い方などを御新郎御新婦にお伝えすることができました。


日本人としてやはり知っていて頂けたら嬉しいと思います。


ちなみに、結納が滞りなく整ったところで皆様でワインで乾杯を行いました。

そして、個室からレストランのメインバンケットへ移動して御両家での御会食となりました。