長文を効率的に理解するためには、

動詞が述語となる部分を最初に探すべきではありません。

 

そうすると、解けない迷路に入り込んでしまう可能性があります。

 

例えば、30語から成る文において、

主語、述語、目的語の3つを見つけ出そうとすると、

4060通りの組み合わせの中から正しい答えを探さなければならなくなります。

このような方法では、3時間が経過しても、洋書を1ページも理解することができません。

 

長文を迅速に理解するコツは、最初から主語や述語動詞を探すのではなく、

文を前から順に読み進め、修飾語を識別した後に、主語や述語を特定していくことです。

文中には修飾的に使われている動詞が多数存在するため、

最初から述語を探すのは非効率的です。

 

まずは文の始めから読み進め、修飾語を基にして内容を理解していきましょう。