文章が長くなるにつれて、「動詞=述語」という単純な考え方は適用しづらくなります。

 

これは、動詞の変化形である過去分詞が形容詞句や副詞句などの修飾語として機能する場合が多いからです。

 

文が長いほど、動詞が修飾語として用いられる頻度が高まるため、

長文を理解する際には述語動詞を最初に探すのは避けるべきです。

 

たとえば、「any technology used in a business」というフレーズにおける

「used」は述語動詞ではなく、修飾語です。

 

長文を読解する上で「動詞=述語」と固定観念を持つと、理解の速度が遅くなりがちです。

 

効果的な読解のためには、「動詞が修飾語である可能性がある」という視点を最初から持ち

、文を前から順に理解していくことが重要です。