二度目の入浴の為、部屋のある階からエレベーターで下へ降りる。




ドアが開きフロアへ出ると、間違えて地下一階まで降りてきてしまった事に気づいた。
先に入った源泉があるのは、現在居る地下一階。
目的地は一階なので、仕方なく階段で戻る事に。




階段を上りかけ、不意に思い付く。




うらら「パンツ戻ってきてるか見てくるDASH!


M子「は?あるわけないやん汗




ほろ酔いでおふざけしながら脱衣所へ潜入。




運よく着替え中の人は誰もいない。




(まったくよぅ…)




心の中で呟きながら先ほど自分が使用した脱衣かごが入っている棚を覗いてみる。

















あった……




トゥルトゥルパンツが帰ってきてる!!




ご丁寧にフェイスタオルに包んでおいてあるではないかあせる




う……嬉しい……けど、なんだかとても複雑な気分だ……汗




そこに返してくれた人がまだ中にいる可能性があったので、ブツを素早く篭バックにしまい、脱衣所を飛び出した。




先に一階に着いていた後輩探偵M子の(はよして欲しいんやけど)の呆れた視線を受け、何事もなかったかのように駆け寄るうらら探偵。




「ねぇ。……パンツ帰ってきてた(笑)」




彼女が目を真ん丸くしたのち、大笑いしたのは言うまでもない。




無事に戻ってきたので、犯人捜しなどはしない事にしたが、間違いに気づいて(?)同じ場所に戻しておいてくれるなんて、いい人ではないか。




ありがとう、間違えた人よ。




大切なトゥルトゥルパンツ。




一緒に横浜に帰ろうねと声をかけると、トゥルトゥルパンツはホッとしたように笑った…ような気がしたのだった。




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以上、素敵な温泉でのプチハプニングでした。
くだらなくお話にしてお送りしました(笑)




みなさまも、間違えて人のおパンツを持ち帰る事のないよう、気をつけてくださいね(笑)



お付きあいありがとうございましたにひひ



宿は本当に素敵でしたよんクローバー







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