せっかく早く目覚めても

あたしのココロは花曇り

花見で一杯を期待して

また潜り込む冬のふとん


ピンクの女は
美しく散り
緑の新人に
席を譲ったよ
とっくに


いくじなし
まるで散れないプラッチック桜
しがみつき
色褪せて風化待つSAKURA


季節が変わっても
景色が変わっても
みんなが去っても
電柱に咲いたまま


春を待つ
プラスチックSAKURA