13社の内12社を完済してから数年が経過して


私はクレジットカード、キャッシングカードを持たずに


平穏な日々を送っていた。実家からはもう出ていた。


ある時実家に私宛に電話があったとの事。


そう、唯一法的措置にでて執行官が来たJ社だ。


10年の時効まではまだ5年近くあったし、私から


折り返し電話した。


当然のことながら金を返せとの内容だった。


勝手に訴えて他社は完済し終わったのに随分と


今さらだなと思った記憶がある。


先方が言うには5年経てば生活も変化があるから


懐事情も変わってるのではないかという事で


5年経過した後に再び督促を開始する事になっている


らしい。


実際、もう借金生活はしていなかったし先方の作戦は


悪くないとは思う。


自分の中でも引っかかっていた気持ちもあったから


確か、40万弱位だったけどJ社も完済した。


晴れて本当に13社の返済が終わった瞬間だった。


一体全部で利息だけでいくら払ったのだろう?


100万以上は確実だろうな。。。自分自身編 完。



そう言えば2つ年下の後輩で消費者金融を昔から


利用していた奴がいてH君と言う。


私が思い出して任意整理の提案をしてみようと


電話してみたところ…


1年近く前かに私が状況を聞くとT社とA社で7年位


取引があってA社は完済済みでT社は残り十数万


だった。元々、お人好しのH君は悪友に騙されて


借金を背負った経緯もあって私個人的にもなんとか


ならないかと思っていたらH君はやるとのことで


結局T社とA社から合わせて110万の返金を受けた。


あの時のH君の喜びようったら忘れられないですな。


焼肉&キャバクラおごりますと言ってたっけ…。


過払い金のほぼ満額を裁判もせずに取り返せた。


スムーズに取り返せたのもあの時期が最後だったかも。


あの後すぐにA社は簡易裁判所の常連になっていて


返してもらうのも一筋縄ではいかなくなってきたし


T社も過払い金を50回で払うとか無茶を言い出したね。


後輩思いの私の超ファインプレーの話でした。


もしも、これを読んだ方で消費者金融の借金相談が


ある方はメールを頂ければちゃんとお答えしますの


でどうぞ。


あっ!


まだH君から焼肉奢ってもらってなかった(^~^)


思い切って退社したものの、自己破産の踏ん切りは


つかず、借金は400万ある上に無職。


督促の電話もずっとかかってくるし、家族にも迷惑を


かけっぱなしだった。


業者の中には親に「代わりに返済しろ」というところも


あった。信販系のJ社だ。


母が「主人の方針で一切助けるなと言われています」


と伝えると相手の督促係のおばさんは


「親がそんなだから…」と激怒して


「法的措置にでます」と言って電話を切ったらしい。


少し経ってから裁判所から執行官と言う名刺の人が


家に来たが、私自身世帯主ではないから差し押さえも


出来ずに帰っていった。


その頃から昼夜かけもちでバイトを始めた。


ポーカーもほぼ足を洗った状態だったし、使う当ても


返済以外は無し。


借金の額の少ないところからまとめて返し始めた。


もちろん他社も毎月の最低入金額は返済した上で。


最初はA社の5万円、B社の10万円…と言った具合に。


利息の高いところも当然優先した。


13社あったのが毎月みるみる減っていく。


1つ、また1つと減っていく様が嬉しかった。


体中に繋がっている重たい鎖が1本ずつ外れていく


といった表現が適切かも。


実家だったし若さゆえに稼げた金の殆どを返済に


回せるのだから当たり前だけど。


半年~1年もしない内に完済できた。


ただ1つJ社を除いては…。


完済寸前にまたポーカー屋に行った。


少しだけ遊ぶつもりで…。


そしたら不動産屋時代の1つ年上のYさんがいた。


自分と同じ窮地で親に完済してもらった人だ。


Yさん「いや~参ったよ!」


私「どうしたんですか?」


Yさん「前よりたくさんの借金ができちゃったよ…。」


うちの父が言っていた通りの人がこんなに身近に


いたとはかなり驚いた。


消費者金融は完済すると信用が増す。


すると今度借りる時も金額が増えるからYさんは


前回の倍近い借金をしてしまっていたのだ。


後から再度、親に完済してもらった話は聞いたけど


その後Yさんがどうなったのかは知らないし。


知るのが怖い気もする。


私は以降、消費者金融、クレジットカードは一切


持っていないし作る気もない。


あれだけ痛い思いをして自分で返したから身体が


借金のプレッシャーを覚えているから…続く。

仕方なく本屋で「分かりやすい自己破産」みたいな


タイトルだったと思うが本を1冊購入して熟読した。


1つ年上の親に完済してもらった先輩は何事も


なかったかのような生活を取り戻していた。


その先輩、やけに羽振りが良くなっていて聞いたら


親に自己申告でA社にいくら、B社にいくら…と


伝える際に水増しして申告したらしいヽ(;´ω`)ノ


で、自分で完済→あまりをポケットに♪


Yさん…あんた鬼だよ。


で、私自身そのころの借金は13社で約400万。


担保もないし22歳だったし、多分そのあたりが


普通の業者では限界だったのだと思う。


高い利息で年40%だったから平均で年30%位の


利息だとしても単純に月に10万の利息になる。


今、考えると馬鹿なことをしたと思う。


でも、後から聞いた話で当時営業でベテランだった


Aさんはやっぱり以前ポーカーで家と妻子を失ったと


の事。残った借金はウン千万らしい。


限界まで借りた結果という点では私もAさんも同じ。


違うのは担保物権の有無、社会的信用。


そう考えるともし私がAさん同様の立場だったら


おそらく限界まで借りていたから400万では


済まなかったと思われ、そういう意味ではあの若さで


ハマって良かったと今では思う。


話はあちこち飛ぶけど、うちの父は仕事柄何回も


借金で首が回らなくなっている人を見てきた。


それを、誰かが助けた場合殆どの人は同じ過ちを


繰り返すから息子でも絶対に助けないから


「絶対に金を渡すな!」と母がきつく父から言われてた


らしい。


歩合制の不動産屋で仕事が手につかないのでは


収入さえもままならなくなり、思い切って退社した。


ちょうど2年間だったけど20歳の子供には非常に


刺激的な社会人デビューだった。


400万の負債は未だ背負ったままの平成7年の


春だった。  続く…