Medical College of Georgia at Augusta Universityからの研究報告。

 

同報告によると、抗生剤の使用がT細胞の活性を阻害し、治療効果を減じる事がマウス実験で確認できた、

とのこと。(詳細はこちら)

 

・抗生剤を使ってもキメラ抗原(CAR) T細胞治療の効果には影響がない。

 しかし、その他のT細胞免疫療法の治療効果は低下する

 

・シンクロホスファミドなどの従来型細胞殺傷型抗がん剤の治療効果も減じる

  (細胞殺傷型抗がん剤も、直接がん細胞を破壊するだけではなく、T細胞によるがん細胞への

  攻撃も誘発するが、抗生剤を使うと、この効果が減じるため)

 

原因は、抗がん剤が腸内環境(ミクロビオータ)を破壊してしまうから

 

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腸内環境が免疫力に影響する事は従来より指摘されていますが、今回の研究も、この事を裏付けるものとなりました。

 

抗生剤は、抗がん剤によっては免疫力が下がった際の感染予防などにも使われますので、全く使わなくするというのは難しいかとは思います。 でも、使わなくてよいときは使わない。 腸内環境を整えられる時に、整えておくというのは、とても大切ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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