新しい癌治療薬がどんどん出てくるなかで、厚生労働省からの認可が間に合わずに治療に使えないことは本当に残念です。
承認がまだ終わっていない薬で治療を受ける方法がないのか、と調べていたところ、
MD Anderson Cancer CenterのJapan Team Oncologyプログラムに参加されて活躍されている
医師のT先生から、「患者申出療養制度」というものを日本の厚生労働省が設けていると、
教えて頂きました。
厚生労働省のHPによれば、この制度は
「未承認薬等を迅速に保険外併用療養として使用したいという困難な病気と闘う患者の思いに応えるため、患者からの申出を起点とする新たな仕組みとして創設されました。将来的に保険適用につなげるためのデータ、科学的根拠を集積することを目的としています。 」
「例えば・・
・治験、先進医療、患者申出療養のいずれも実施していない医療を実施してほしい場合
・先進医療で実施しているが、実施できる患者の基準に外れてしまった場合
・先進医療で実施しているが、自分の身近な保険医療機関で行われていない場合
・すでに実施されている患者申出療養が自分の身近な保険医療機関で行われていない場合 など」
を想定しているようです。
制度自体は良さそうなのですが、手続きと適格要件審査がかなり厳しそうで不安になりますが、、
全国の臨床研究中核病院、 (厚生労働省による臨床研究中核病院のリスト:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/tyukaku.html )
または、全国の特定機能病院では相談窓口を設けているようです。(窓口のリスト:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000125924.html )
せっかくの制度ですから、運用も患者目線になって使いやすいものになっていると良いのですが。
厚生労働省の詳細リンクは、こちら。
