ハードボイルド御三家です。
ロス・マクドナルド初読み、完全に騙されました(笑)
ご紹介
- さむけ (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-4)/ロス・マクドナルド
- ¥945
- Amazon.co.jp
ひとつの裁判が終り、休暇をとろうとしていたアーチャーは、裁判所で切迫した雰囲気の青年アレックスに呼び止められた。アレックスは結婚したばかりで、しかも新婚旅行の初日に新妻が姿を消したと言う。妻の名はドリー。アーチャーによってドリーはすぐに見つけだされた。ただ、名前を変えて大学に通っていたドリーと話してはみたものの、その言動は理解に苦しむものだった。ひとまずは解決かと思われたが、血まみれで半狂乱になったドリーに、アーチャーの捜査はふたたび始まった。(引用:Amazon.co.jp)
え?なんでそっち?その人そうくる?え?で?どうなっちゃうの?
とことん予想を裏切ってくれました。
複雑に絡み合った伏線の回収のしかたは、
「わーお!」
・・・です。
おとも
残念ながらこの作品、お食事シーンも飲んだくれシーンもほとんど登場しません。
少々出てきても、心惹かれるような感じではなく。。。
それゆえ、主人公アーチャーには生活感がまるでないのです。
何もないのもさびしいので、本日のランチを。
ピタパンサンドにしてみました。
ぷちっとかんそう
物語全体が霧がかっていて、色味を感じない不思議な作品です。
白黒映画にところどころ緑が加わった印象でした。
読み終わった直後はもう、「うわっ」しか言葉がありませんでした。
怖いですね、崩壊した精神。
時間がたってじわじわ感じます。
「さむけ」ってやつです。
ミステリーにつきものの,、物質的なトリックが特徴ではありません。
人の心がミステリー。
極力省いた情景描写と、ウィットに富んだアーチャーの観察眼。
私は好きです、こういう作品。
お気に入り度・・・★★★☆☆
好きなんですけど、読み返すかな?そう簡単に忘れられない気がして・・・。
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