読書と料理のおいしい関係 -10ページ目

読書と料理のおいしい関係

ぷちっと読書感想文と、連想お料理の記録です。
作中に出てきた食べ物や飲み物で、読みながら欲したものをおともにご紹介していきます。
独断と偏見たっぷりなことをご了承ください。

グリコ・森永事件から着想を得たといわれています。



本 ご紹介


レディ・ジョーカー〈上〉/高村 薫

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「要求は20億。人質は350万klのビールだ。金が支払われない場合、人質は死ぬ。話は以上だ。」 一兆円企業・日之出麦酒を狙った未曽有の企業テロはなぜ起こったか。男たちを呑み込む闇社会の凄絶な営みと暴力を描く。(引用:MARCデータベース)

レディ・ジョーカー〈下〉/高村 薫

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犯罪の愉楽に発狂する男たちの臓腑。犯罪が犯罪を呼び、増殖し続けるレディ・ジョーカー事件。犯人たちの狂奔とそれを覆う地下金融の腐臭はいつ止むのか。そして合田刑事を待つ驚愕の運命…高村文学の新たな頂点を記す叙事詩。(引用:MARCデータベース)



馬の鼻面がゴールを割った瞬間の地響き。

臓物をふるわせる、欲望むき出しのどよめき。

競馬場の轟音が、読書中ずっと私の中で渦巻いていました。




本 おとも


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ジャガイモとアンチョビのソテー。


これ、『レディ・ジョーカー』を追い詰める刑事・合田に、義兄がチャチャッと作ってさしあげたものです。


フライパンでオリーブオイル熱したら、潰したニンニクとアンチョビを投入。

香りが立ってきたら、レンジでチンしたジャガイモ入れてチャチャッとソテー。仕上げにコショウふったら完成です。


日之出マイスタービールがあったら完璧☆




本 ぷちっとかんそう


いくつもの社会問題を盛り込みながら重たさはなく、むしろ清々しさを感じました。


不条理な社会でひっそり呼吸をつづける登場人物たち。
それぞれに愛おしい一面を持ち合わせているところが高村作品の魅力ですね。

いぶし銀のようなおじさまたちは、犯罪者といえ応援したくなりました。


クライマックスの八甲田連邦をしたがえた田園風景が、
彼らの背負ってきた不条理を、少しだけ洗い流してくれたように感じました。


『レディ・ジョーカー』


ストーリーのすべてがタイトルに凝縮されています。



ジジお気に入り度…★★★★★

大好きな作品です。時間をおいて、また読み返す一冊です。



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