日々臨床と研究に勤しんでいる理学療法士です。
自分の臨床と基礎研究に関することを少しづつでも記録として残そうと思い立ち、ブログを始めました。基本的に知り合いにも始めたことを公表しない予定なので、誰かの目に留まり、少しでも参考になれば幸いです。ちなみに、ブログのタイトルは尊敬する理学療法士の先輩のお言葉から拝借しました。
私が、理学療法士として臨床に携わって約10年がたちましたが、随分臨床に関する勉強会や講習会の数が随分増えています。この事実は理学療法士数の増加だけが原因でなく、既存の知識や技術だけではなかなか治療結果が出ないからだと思います。
故に、勉強会や講習会(特に若手を対象としたもの)では、「明日の臨床で使える◯◯◯」、「結果がだせる◯◯◯」や「実技中心の~」といった内容が多い印象を受けます(あくまでも“印象“です。事実と異なっていたらすいません)。
確かに、折角高い受講料を払って講習会に行くからには、明日の臨床で使えるものを得たい気持ちは良くわかります(かく言う私も、結果が欲しくてあちらこちらの勉強会や講習会に参加していました)。
しかし、中にはトンデモ理論や疑似科学的な情報をベースとしたものが存在し、それがそのまま臨床現場で使用されていることには倫理的疑問を禁じえません。結果は最重要ですが、「結果が出れば良い」と言う安直な考えは少なくとも現代医療では許されないはずであり、科学的な既知の情報と照らし合わせ、整合性のある説明が可能なものを医療現場においては提供するべきです。
このような状態にある理学療法界に危機感を抱き、少しでも自分自身が大学院での研究と臨床を通して学んで、考えてきた基礎科学をどのように臨床に応用し、結果を出していくかと言う視点で情報発信をしていきたいと考えています。
批判、非難、賛同、どのような意見でも構いません。もし少しでも思うことがあればご意見いただければ幸いです。
