引き続き宇宙ネタ。 大手建設ゼネコンの大林組が季刊誌の中で、2050年までに宇宙エレベーターを作る構想を発表していて話題になっていますね。


宇宙と地球の間を行き来するには、大変なエネルギーを必要とします。  1のものを宇宙に打ち上げるのに、その20倍もの質量のロケットが必要になるとか。 人や物資を大量に、且つ経済的に搬送するのは既存の打ち上げ技術だけでは、限界がある。そこで、地球と宇宙をつなぐエレベーターを作ってしまおう、という発想らしい。


構想を表現すると簡単で、静止軌道衛星から2本のカーボンナノチューブを垂らしてアースポートと呼ばれる地球の基地局と結んでしまおう、という事らしい。


これなら、既存技術の延長で開発ができるため、2050年には建設が可能だ、と構想しているらしい。


Putraのブログ


2050年に本当に実現するかは別にして、でも、夢がありますね。


ハヤブサなどで小惑星を探索して、地球上では手に入りにくい、又は開発しにくい物質を大量に作って、人々の暮らしを豊かにする製品を作り出せたらすばらしい。


最近、米欧日が連携して、中国が不当にレアアースの輸出制限をしているとWTOに提訴して、中国がそれに反発するという、いつもの不毛な議論がされていますが、そういうことが意味がなくなる日が来るとよいですね。




東京スカイツリーの施工会社の大林なら、やってくれるかも、と期待です。


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もうひとつ、科学漫画、こういうマンガは、本当にためになるな~。