ぜんぶ、すてれば
あらすじ
伊勢丹や寺田倉庫などの会社で活躍された中野さんという方が、どんな考えをもって行動してきたか、聞き取り形式で項目ごとに紹介してある本です。
グッときたポイント
読んだあと、肩の荷がおりた気がしました。
自分の存在なんて宇宙からしたら一瞬
その時々の気持ちを大切に、楽しむ
仕事や家事で忙しくなると
楽しむことを忘れるし視野が狭くなりがち。
この本を読んで、いい意味で
「自分なんてちっぽけな存在なんだ
だから思い切り生きたらいいのだ」
って、気持ちが前向きになりました。
またタイトルにある通り
中野さんはとても身軽に生きている方。
小さな鞄一つに入る最低限の物だけを持ち、
家や車も所有しない。服も本も持たない。
(御歳75歳の)”ミニマリスト”の先駆けか?
と思ったのですが、
読み進めると全く真逆な感じがします。
ミニマリストの方は
物を選んだり探したりする時間を無くして
思考をシンプルにする、
お気に入りを長く愛用するため物を減らす
イメージなのですが(間違えてるかも)、
中野さんはいつもフレッシュな気持ちで
新しい刺激や体験に出会うために物を持たない。
ミニマリストとは反対の考えかなと思います。
賃貸暮らしとのことなので、
「家を持たないなんて、お金持ちで
老後の心配がないから出来るんでしょ」
と思ってしまいましたが
仕事も暮らしも所有しない、今を生きる精神で
やってきたからお金がついてきたのだろうし
そもそも中野さんだったら
仮に家もお金も無かったとしても、
何とでも生きていくだろうなと感じました。
ほかにも、
トランジットで立ち寄った台湾で
そのまま暮らすようになったり
飲みュニケーションばりばりの時代の人なのに
飲み会も人付き合いも必要ないと考えていたり
社長は一つのポジションに過ぎない、
そもそも社長も役職付も
世の中に腐るほどいるんだから
なんの自慢にもならないと明言していたり。
そういったエピソードからも
素敵な人だなぁと思いました。
こんな人におすすめ
- 日々の仕事に忙殺されて疲れている方
- ごちゃっとした頭のなかを整理したい方
- このままでいいのかと迷っている方

