仕事に探される人になろう!
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本当に「安定」した働き方とはなんでしょうか?
それは、「仕事に探される人」になることです。どの会社にいようとも、あるいはフリーでも、市場価値の高い、本当に仕事ができる人間が、結局いちばん安心です。
では、そうなるにはどうしたらいいのでしょうか。
それは、「自分だけの経験」を重ねることです。目の前の仕事に一生懸命になりましょう。それをひとつひとつ重ねることで、確固とした自分だけの価値ができていくはずです。
★ 「給料はもらうものではなく、稼ぐもの
★ 会社名は錯覚資産
★ 誰もやりたがらない仕事はチャンス
など、自分の価値を高める70の考え方をお伝えします
読んで思ったのは、
motoさんてすごい優秀な人だなぁ…
ということ。
こんなエピソードがありました。
新卒入社したホームセンターでは、新入社員の毎年恒例の仕事として、ポイントカードの入会キャンペーンがありました。
入会者目標は課されていたものの未達成でもお咎めもありません。お店全体でやらされ仕事として取り組んでいたようです。
しかしmotoさんは、2倍の入会者数を達成すると宣言しました。
新卒で入社して早々、目立ちたかったと書いてありました。笑 アグレッシブすぎやしませんか…!
入会者数2倍達成のため、motoさんは店長や本社の人にキャンペーンの趣旨を聞きました。そして同期メンバーに情報目的を共有することで意思のすり合わせを行いました。
そしてイベント開催カウンターの場所を変えたり、店長からインセンティブを出してもらったりと取り組み方を変えて、過去最高の入会者数を達成したとのことです。
周囲からは「そんなくだらない仕事に意気込みを持つな」と笑われましたが、私は絶対に、レジ前に棒立ちして「ポイントカードの新規入会キャンペーンやってまーす」とやる気なく声を発する時間など過ごしたくありません。(35ページ)
会社の中には
「どれだけ頑張っても評価されないし、時給ベースの給料だから手を抜く方が得だ」
と考えている人もいますよね。
でもたとえ時給ベースで働いていても、無駄な時間は過ごしたくないと考えていたのは、わたしも共感しました。
わたしも、無駄な作業だしみんな手を抜いてやってるような仕事が、むちゃむちゃ嫌いです。
motoさんのように会社のためにならない、とかじゃなく、自分の人生の貴重な時間を無駄にしたくないからです。笑
こうしたエピソードから分かるように、motoさんは、会社の売上を伸ばすために何をしたらいいか?といつも考え、そして、自分にしかできない仕事に取り組んできました。
その結果、「仕事に探される人」、価値ある人材になったのだなと納得しました。
私が特に好きになった部分は2箇所ありました。
1つ目はこのメッセージ。
会社員と言うのはたとえ失敗しても、「今日でクビです」とか、「これまでの年収を全部返納してください」などということには、よほどのことでない限りなりません。(66ページ)
たしかに、よほどのことをしない限りクビにはならないので、仕事が嫌になったり転職したりする前に、出来る限りベストを尽くす方が、会社にとっても自分にとってもプラスですよね。
もう1つはこのメッセージ。転職するときに書く職務経歴書にまつわるアドバイスです。
「新卒で〇〇社へ入社し、売り上げ目標前年比120%で達成。四半期の全社会議でMVPを獲得し、入社初年度には社長賞を受賞しました」と言う実績は、一見すごそうに見えます。しかし、ここには「あなたは個人では、何ができる人なのか」という点が書かれていません。MVPや社長賞も「実績」ではありますが、あくまで「社内の物差しにおける評価」なので「そうか!この人を採用したら売り上げが上がるかもしれない!」とはなりません。(71ページ)
結果ではなく、その結果をどうやって出したか?が大事ですよね。もしかしたら"棚からぼたもち"で、売上達成やMVPを獲得したかもしれないし。
じゃあどんな風に経歴書を作成するのか?motoさんの職務経歴書のサンプルがありました。ぜひ一読ください。
勉強になりましたし、「わたしはこんなに言えることがないな…」と反省しました。
自分の成長ではなく会社の成長、お客さんの問題解決のため、という意識で仕事をする。
ややもすると「都合のいい人」になりそうですが、そうならないために「与えられた仕事に必ず自分なりの味つけをする」、つまり仕事の目的を確認し、自分なりの意見を出す。
「あの人にこんな仕事を任せておくのはもったいない」と思われるような働き方をする(135ページ)のが大事だそうです。
どんな会社で働いている人でも取り組むことができるアドバイスなので、素敵だと思いました。
ただ、この本を読んで、"motoさんが優秀だからじゃないの?"という気持ちも、ちょっと湧き上がりました。
motoさんだって、いろんな失敗をしたり怒られたりして成長されたと思いますが、もともと"出来る人"だからこそ、こんな風にトップダウンで物事を捉えて行動出来るんじゃなかろうかとも思います。
穿った見方をすると、motoさんのような"つよつよタイプ"の人は、思い切ったことが言えるし行動できるし、よい結果も残すことができる。その過程でかかる相当のストレスにも耐えることができる。
でも、頭でわかっていても行動に移すことができない人がほとんどだし、社風的に目立った態度を取るのが難しいと言うこともあり得るかなぁ、と。
motoさんも、生意気と言われたり、上司やお客さんからかなり怒られたりした経験があるようです。これに耐えてなお、会社のために働くことができるって、相当タフじゃないと厳しい気がして。
わたしが勤めるIT企業の場合…
こうした方がお客さんのために良いと思うことがあったとき、1つは自分の実力不足でより良いサービスの開発ができない(エンジニアのスキルアップは言語学習と同じなので、長い時間と多様な経験を要する)、もう1つは上司もお客さんも、予算や時間の都合上、「今回はこの辺で」と妥協していることがある。また業界の構造上、いろんな会社が協力しあって開発するので、ラディカルな行動を取ることができない。
これらのことから、motoさんのような働きかけがしにくい環境でもあるなと感じました。motoさんだったら、そういう状況下でもできることがあると思うけど、わたしはそんなにつよつよタイプじゃない…(涙)、なんて思ったりもしました。
そうしたモヤモヤも感じつつ、それでもこの本はお勧めの本です。どこかしらに、今の自分のためになるメッセージがあると思います。
そしてこの本を読むと、「仕事がんばろう!」と前向きになれると思います。
motoさんみたく有能じゃなくても出来ることから少しずつ…!
ぜひ一読ください!
