私は若いころ、
いや幼いころ、かな

波乱万丈な人生にあこがれていました。
テレビドラマになるような
そう自分が主人公で、数ある困難に見舞われながらも
なんとか、潜り抜けていくような、そんな人生。。。


でも、行きたかった大学に行けて
学生時代を楽しんで

就職はすごく望んだところには落ちたけど
バブル期だったし、それほど苦労せず

仕事は忙しかったけど
責任感の必要なこともあり
評価もそこそこされて
なんとなく、誇らしかった

夫と結婚し、

「波乱万丈より、安定した幸せがいい」

ってしみじみ思ったっけ。



自分は、特別な人間じゃない

平凡で、幸せなんだ


ってほっこりしたっけ。




それから、いろんなことがあって

どちらかと言えば

波乱万丈かもしれない




けれど


ものすごくつらかったときは

「人生」なんて言葉は吐けなかったし

「人生」を考えられるような時期は

「いろんなことがあるなあ、いろんな人がいるなあ」って思った。




いい子的な発言ではなく


ほんとに辛い時期は「人生」を語れないものだと思う。





本当にいろんな人がいて

これでもか!ってくらいツラい経験をしてしまう人もいて



あの人は、どれほどツラいのだろう?

と思っても想像すらできないような人もいて




そんなふうに感じると


私の人生なんて、まだまだこれから!と思うのだ。





タイトルにもした

「人生とはこんなにもツラいものかと思うこともありますが・・・」


という誰かのつぶやきを今日読んで




「そう言っているあなたは

 それほどツラくないんだと思うよ」



って思ってしまい

気持ちがザラザラした。



意地悪、性悪、薄情モノ・・・

自分を責める言葉もしんどいから



ごめんなさい。

ここに吐き出してから寝ることにしました。





たぶん、ね

本当に、つらい人生を送った人は


それでも生きることの素晴らしさを語るんだと思う。




私も、そうなりたい。。。