いろんな人がわたしに

「信じて待ってあげなさい」

と言います。


私はと言えば

待ってます、ずっと待っているんですけど

いつまで待てばいいのですか?

ってな気分。





「焦るな」ともよく言われます。


そのとおり、私はせっかちで

すぐにでも結論が欲しい。

だから余計に


待つのは苦手です。一番の苦行です。




めっちゃくちゃがんばってた次女が

たぶん疲れたのでしょう。

1日休んでしまい、

1日眠ると疲れが噴出したのでしょう。

2日目も行けず。

「行かなきゃ」という思いと

だるい身体。




「ああ、また、やっちゃった・・・」って

たぶん思ったでしょう。




それから約半年、いまはきっと




「2度目だから、もう駄目だ」

「もう私なんて、どうでもいい」



ザ・自暴自棄です。




殻に閉じこもります。

結構、彼女にはありがちです。


いろいろ悩んでいるでしょう。



やり場のない思いは、母に八つ当たりするしかありません。



それでも、彼女は

その思いをぶつけては来ません。



ひたすら、殻に閉じこもり

脱コミュニケーション。




いろんな本を読みました。

引きこもりには、こんなタイプの方も多いようです。




そして


私の思い違いを知りました。




そういう子を見ると、つい

「せっかくの若いいい時期を、無駄にして。。。」と思っていました。


だから早く立ち直ってほしい。

無駄な時間は短くしてあげたい。






それって、どうも違うようです。



一見、無駄な時間を過ごしているようですが


彼女は彼女なりに、何かを必死で考えているでしょう。

考えたくなくて逃避している時間もあるけれど


考えて考えて、答えを出すしか、次へは進めません。



時間はかかるけれど

答えを出すまで待つしかありません。




一見、無駄なようですが


これも大きな経験です。

誰もが通る道ではないので

一般的には認められにくいかもしれない。

けれど、

この経験が役に立つ日がいつかやってくるでしょう。




私は親として

してやれることは、たくさんはありません。



それなのに、

構いすぎているかもしれない。





いつか、きっと、自分の道を見つけるだろうと

信じてはいますが



それをどういう形で表現すればいいのか

彼女に伝えればいいのか


いまだ、迷っています。




「とにかく、生まれてくれてありがとう」

「生きてくれてて、ありがとう」

「たまに笑顔が見れると、すごくうれしい」





恥ずかしくて言えない、私を変えねば!!!




仕事でお世話になった岸見一郎さんの後援会に行ってきました。

嫌われる勇気という著書が、いま70万部の大ヒット
アドラー心理学の第一人者です。

アドラー心理学では、

人は皆、対等でヨコ並びの関係にあるそうです。

親子でも、対等。


だから、叱らない。「どうしたの?」「じゃ、どうするの?」と

普通に話せばいいそうです。

そして、褒めない。

褒めるのは、親のほうが立場が上だと思っている証拠。

対等なら「ありがとう」「助かった」と感謝を伝えればいいそうです。




そして、

何かをしてくれて「うれしい」「ありがとう」というだけじゃなく


そこにいてくれるだけで「うれしい」「ありがとう」を伝え

だから

「特別にガンバル必要はない」

「そのままのあなたでいればいい」

「そのままのあなたがいれば、それで十分幸せだ」


と伝えていけば、

彼女は自分のことを好きになり、

「だったら、また歩いてみるか」と歩み始めるでしょう。





それを伝えてあげられなかった私たち親が、いけなかったんです。


でも、後悔しても始まらないので


これから、なんとか伝えていかなくちゃ。。。




恥ずかしがってる場合か、わたし。









どんなにひどい病状でも

長女は治ると本気で信じていました。



その時と同じ、いや、もっと強い気持ちで



彼女がまた再び、歩み出すと信じます。



だって、長女は信じて

次女は信じないなんて



そりゃあ、ないよね。







長文、失礼いたしました。