金曜日は日帰りでニューハンプシャー州、マサチューセッツ州に出張に出かけました。目的地はマサチューセッツ州のボストン郊外でしたが、サウスウエスト航空を利用するためボストン北部郊外のマンチェスターに向いました。この場所はシカゴ、ヒューストン同様に郊外の空港を利用することによって着陸料をセービングするサウスウエスト航空の戦略です。私はサウスウエスト航空の利用は何と今回が初めて。レガシーエアラインを駆逐した新興航空会社のサービスの品質とはどんなものかの興味もあり今回はこちらを選択させていただきました。何せUSAIRWAYSのディスカウントでもボストンまで700ドル以上もするところ、今回マサチューセッツ行きの同じ時間帯のフライト往復で158ドルで済んだんですから。この値段でサービスはどの程度期待できるのかわくわくです。
まずこのサウスウエスト航空の特徴は全席自由席であるということ。でも自由席だからといって早くからゲートに並ぶ必要もなく、チケットの料金体系の順番、チェックインの順番によりボーディングパスには並ぶ順番が書かれています。私は友人からの進めもあり、ウェブチェックインを23時間前に済ませたため、番号はA30。つまり優先搭乗の方々の後に30番目にボーディングできるということです。

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ボーディングの5分前にアナウンスがあり、皆さんはそれからその番号にしたがって整然と列を作るだけ。 なるほど。。。自由席なんて座席の争奪競争があるかと思ったけど、これなら公平かつ通常の指定席以上にスムーズ。荷物が多いから早めに並んで...なんて気をもむ必要がありません。そしてボーディング開始。最新鋭の機材(今回は737-700)に機内は本革張り。
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しかもシートピッチが何と80cm(私が測定しました!)と足元ゆったりでリラックス(他のエアラインの高密度仕様ならば足を組むのも苦労するくらいですから)。機内ではドリンクサービスも無料だし、USAirwaysと比べれば雲泥の差です!!。 地上従業員も含め少人数で動きが心なしか機敏。目的地について30分以内に折り返して出発するから、降りている最中から客室乗務員が機内の掃除を始めます。 飛行機が駐機した瞬間にいろんな車あ横付けされ給油やギャレーの搬入などあっという間にわーという感じで片付いていきます。 その日のフライトはフィラデルフィア発にしては大変珍しく、定刻より早く出発し、早く現地に到着。サウスウエストのおかげではないでしょうが、全体に無駄がないスムーズな運営をしているとの印象でした。

この値段でこのサービス。歴史ある多くのレガシーエアラインたちがサウスウエスト航空の躍進に敵わない理由がわかったような気がする1時間のフライトでした。

さてニューハンプシャー。この州の名前を聞くとジョン アービングの「ホテル ニューハンプシャー」を思い出してしまいます。こちらはすっかり秋でメープルの葉も赤く色付き始めました。高速道路を走る森の風景もデラウェアと違う雰囲気でとてもしっとりした感じ。 この日は天気も悪く最高気温13度と寒かったー!!しかも夕方から雨。 おかげで帰りのフライトはまたトラブル発生!!!! 続きはその2を読んでください。