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今週は1泊2日でウィスコンシン州とミネソタ州です。ウィスコンシン州なんてあまりなじみのない州ですが、ビールで有名なミルォーキー市といえば皆さんお分かりになるでしょう。でも今回は州の西の端なのでビールの街からははるか遠い。降り立った先はラクロス市(La Crosse)。そうです、あのスポーツのラクロスと同じです。ここで疑問、なぜこんなアメリカ中西部にフランス系の名前なのか?しかもラクロス市の隣にもフランス系の名前がついた町がいくつも...。スポーツのラクロスと関係があるのか? こちらに着いて訪問先の工場の管理者とディナーの際にその疑問を投げかけました。。。。が、誰もご存じない。。。!?。ウィキペディアで調べた結果。ラクロス市は17世紀にフランス系移民が入植したことに由来。ラクロスはもともとネイティブアメリカンがはじめた儀式をフランス移民が発見しスポーツになったもの。カナダの国技。フランス移民、ネイティブアメリカン...そしてラクロスの関係。よく理解できました。すごく勉強になった旅...。
もうひとつこのエリアはミネソタ州との境にミシシッピー川が流れています。いやあ、飛行機からラクロス市をみてびっくり。町全体がミシシッピー川の中洲にある。飛行場も河川敷というよりも中州に作られている。しかも、堤防らしきものなし。自然な姿をとどめています。これじゃあ川が増水したら、大変でしょうに。聞いたら上流部の町は昨年浸水して大きな被害がでたそうな。 川沿いの道を走っても川幅の大きさ、周辺なんて湿地帯化しています。自然の美しさは見事です。

何でもウィスコンシン州とミネソタ州は冬はめちゃ寒いらしい。映画「ファーゴ」の舞台もミネソタだったような。ミシシッピー川も全面凍結。それがあって今の時期の訪問になりました。こちらはもう秋。紅葉はもうすぐ始まります。
さてラクロスでのディナーは昔の列車の駅を改造したレストランで。ラクロス市街地はまだレトロな雰囲気を保つ建物がたくさんでかつ意外とにぎやかなので素敵な雰囲気です。私はプライムリブをいただきましたが、現地のかたがたの好物はステーキか蟹(タラバかに)だそうな。こんな内陸でなぜ蟹?? でも驚いたことにレストランで食事をしている客の20%くらいはでっかいたらば蟹を食べていました。私のプライムリブのお味は...うまくなかったよ....残念。