3週間ぶりの出張です。今週は隣の事業部のサポートということでテキサス州ヒューストン郊外と続けてデトロイトから陸路カナダオンタリオ州とアメリカの南と北の端を行き来します。今日は午後のフライトということでオフィスに寄って仕事をしてから空港に向かいます。オフィスからフィラデルフィア空港までは30分なので快適です。3時間半のUS Airwaysによるフライトとはいえ、Republic Airlineの運行でエンブラエル175での運行ですから楽しみです。 まずは空港の駐車場で電話会議、ラウンジに着いて電話会議。ラウンジで近くにいた乗客が電話でフライトのディレィを誰かと話す声が聞こえる。何でも飛行機はあるけど、乗務員がいないので3時間遅れるとか。アメリカではこんなハプニングはよくあること。私も以前ピッツバーグで経験済み。自分のフライトではなくてよかったと思う。

ボーディング予定時間の15分前にラウンジを出てゲートに向かう。ラウンジを出る前にはArrivalのスケジュールを見て使用機材が遅れずに到着して我々を待っていることを確認してからDeparture Flightが定刻かどうかを確認(ここまで確認しないとUSAirwaysは信用できません)。ここまではいつもの通りですべてが完璧でした。ゲートに向かう途中、Houston行きのフライトを見ると、何と「Cancelled」の文字が!!!!!...私は目を疑いましたよ。 つい5分前まではOnTimeだったのに。 ゲートに急いでいくとカウンターはフライト変更の長蛇の列。並んでいるサラリーマンに状況を聞いたら、ボーディング開始の雰囲気の中、いきなりキャンセルのアナウンスがあったそうな。理由の説明も何もなし。そういえば昨日はすごい雷雨で悪天候だったし、今日も天気がよくなく、フライト情報でも4,5本キャンセルになっていたよなあと思い出す。まあ、アメリカの航空会社、こんなことで不満や喧嘩を航空会社にしても仕方がないので、とにかく次のフライトを確保するのが優先。でもそれにしても50人以上の列...。どうしようかなあ、と悩みましたが、機転を利かし走ってラウンジに戻る。ここでもフライトの変更に応じてくれます。案の定誰のほかに乗客はいませんでした。 係員に事情を説明してフライトを探してもらう。最短は明日の夜7時発・・・・、そんなに私は待てませんよ、と断る。シカゴ経由でアメリカンエアラインにエンドースできるかチャレンジしていただく。明日までシートの空きまったくなし。15分間彼女がコンピューターの画面と格闘の末、探し当てたフライトは最終便でシャーロットに飛んでそこで一泊。明日の始発便でヒューストンに向かう便でした。即答でOK。でも、今から7時間以上ここで待たないといけないけどいいの、と彼女が心配してくれる。ええ、いったん家に帰って今晩出直してきます。 そんなことでいったんオフィス(家に戻るより近いので)に戻って旅程の作り直しです。結局明日は私一人になり、ヒューストンでレンタカーを借りて3時間のドライブで目的地に向かう羽目に。大きな橋も渡らねばならずちょっと厳しいです。

本日の教訓;
On-timeという言葉は出発、いやフライトが目的地に着くまで信用してはいけない

キャンセルになったらすぐに他のフライトの確保。先着順でフライトが埋まってしまいます。上級会員ならばラウンジで変更を依頼すれば早いです

荷物はできるだけ預けない。預けても変更や荷物を戻してくれることは可能ですが、時間がかかります。


さて、そろそろ空港に再度向かいますが、こんな状態で今夜本当にシャーロットまでたどり着けるか心配です。