あ…ありのまま、今、起こった事を話すぜ!
『おれは台所にいたと思ったらいつのまにか喉元切れてて血だまりの中に倒れていた』
な…何を言ってるのかわからねーと思うが
おれも何をしたのかわからなかった…
頭がどうにかなったみたいだった…
手が滑ってうっかりだとか突発的破壊衝動だとか
そんなチャチなもんじゃあ、断じてねぇ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
「えっと、現実逃避は?」
「十分に済みました」
只今俺は顔見知り(不本意ながら)の男の前に正座させられてます。首にはがっつり包帯が巻かれている。良く生きてるよね、俺。
「アイツは?」
「ずっと手当してたけど、もう大丈夫って僕が言ったら放心したようにどっか行った」
「そっか………多分彼処だな」
「相当ショックだったと思うよ」
「だろうな」
気丈なように見えてあれはかなり繊細な部類に入る。目の前のこいつと同じようなところに属しながら、まだ生まれて間もないからだろう。
首に触れると包帯のごわついた感触が分かった。
「刃こぼれフィーバーだったから、ついつい無意識で切れるか心配になったんだろうな」
「その位置」
おどけが通用しない相手は厄介だ。
奴の目が細まる。
「確実に死にたいときには有効だよね」
うん、多分、それが答えだと思う。
「生きてるけどなー」
「そりゃアンタが常人じゃないからだよ」
「そりゃそうだ。でも、もし本当に死んでたらどうなっただろうね?」
「………馬ー鹿」
そう言った時の目は、あの時と同じ。
あの時のように地面は崩れなかったが
何か別のものは壊れはじめているようだ。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
某氏の情報からちょっと妄想。落ちとかないし(何時ものこと
因みに豹は多分お兄ちゃん宅(←)に行ったと思います。
『おれは台所にいたと思ったらいつのまにか喉元切れてて血だまりの中に倒れていた』
な…何を言ってるのかわからねーと思うが
おれも何をしたのかわからなかった…
頭がどうにかなったみたいだった…
手が滑ってうっかりだとか突発的破壊衝動だとか
そんなチャチなもんじゃあ、断じてねぇ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
「えっと、現実逃避は?」
「十分に済みました」
只今俺は顔見知り(不本意ながら)の男の前に正座させられてます。首にはがっつり包帯が巻かれている。良く生きてるよね、俺。
「アイツは?」
「ずっと手当してたけど、もう大丈夫って僕が言ったら放心したようにどっか行った」
「そっか………多分彼処だな」
「相当ショックだったと思うよ」
「だろうな」
気丈なように見えてあれはかなり繊細な部類に入る。目の前のこいつと同じようなところに属しながら、まだ生まれて間もないからだろう。
首に触れると包帯のごわついた感触が分かった。
「刃こぼれフィーバーだったから、ついつい無意識で切れるか心配になったんだろうな」
「その位置」
おどけが通用しない相手は厄介だ。
奴の目が細まる。
「確実に死にたいときには有効だよね」
うん、多分、それが答えだと思う。
「生きてるけどなー」
「そりゃアンタが常人じゃないからだよ」
「そりゃそうだ。でも、もし本当に死んでたらどうなっただろうね?」
「………馬ー鹿」
そう言った時の目は、あの時と同じ。
あの時のように地面は崩れなかったが
何か別のものは壊れはじめているようだ。
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某氏の情報からちょっと妄想。落ちとかないし(何時ものこと
因みに豹は多分お兄ちゃん宅(←)に行ったと思います。