FX為替相場を動かす最も大きな要因として挙げられるのが、アメリカ経済の動向です。

アメリカの通貨であるドルは、国際通貨でもあります。“ドルは世界で1番安全な通貨”という考えが世界中に浸透しており、多くの国際市場に流れています。

世界中の様々な取引はドルで行われているのです。そのため、アメリカの景気、物価、金利の動向などで、ドルは大きく売られたり、買われたりします。

FX解説


一般的には順バリのトレードの方が安全と言われているようです。一般論としては正しいでしょうが、必ずしも断言は不可能でしょう。順パリの問題点はトレンドの長さの読みにあります。115円のドルが115.2円に上がった時点で買い。そのまま116円に上がってくれれば成功ですが、それほど勢いがなく115.2円が天井で、また115円に下げてしくまうかもしれない。


その場合は失敗ですね。だから安全をみるなら、115.2、115.3と上がり続けるのを眺めて、もう間違いないだろうと判断して115.4円で買い参入。もし読みが当たって116円に上がってくれた。この場合はどこで決済するかで悩みます。116.5円まで上がるだろうか。


それとも今の116円が頂点で、次は下げるだろうか。ちょっと一時的な下げが来たところで怖くなって、115.8円で決済。その後の相場は116.5まで上げて116.2で落ち着いた。つまり115円→116.5円→116.2円という動きの中で、115.4~115.8の40銭分だけを確保したわけです。もちろん大成功ですが、大きなアタマと大きなシッポを食べ残してしまった。少し悔しい。


強気になって大失敗すると天井ロングです。はるか上で取り残されてハシゴを外され、116.5の買いポジが残ってしまったりする。これは最悪です。

FX保証金

さて、為替の相場は時として急激に変動することもあります。政変やテロ、原油価格の急変など要素はいろいろですが、あまりに急な動きの場合、保証金だけでは担保として間に合わなくなる。つまり保証金では損失を補填できなくなることもありえます。


保証金の総額は100万円。1ドル100円のレートで10万ドルを買っていたとします。ジリジリと相場が下がってレートか90円まで落ちれば、トータルで100万円の含み損。


この時点で保証金が切れて、その口座残高はゼロ円になります。ゼロ円になれば、業者はその90円のドルを売り払い、それ以上損をしないよう差引スクェアにするでしょう。


実際には売り値と買い値の差(スプレッド)があるので、少し手前の90.05円くらいが本当のゼロ地点ですね。この場合、客は保証金分の100万円がまるまる損。業者は手数料分だけ儲け。実際の運用はちょっと違いますが、保証金というものの根本的な性格はだいたいこんな感じです。