こんにちはー
甥(3歳)と姪(3カ月)を預かる機会があった。
と言っても
朝の2時間弱に姪1人だけ。
(甥が病院のため)
夕方の1時間ほどに甥姪の2人をオットと2人で。
(姉が病院のため)
甥とはもう叔母さん甥っこという仲ではなく友達のような感覚で
(親子並みの年の差で図々しい)
保育園の送りはもちろんのこと、
2歳のときにオットと3人でお花見をしに行ったこともあり、全然心配なし
ワタシと違って甥はコミュニケーションおばけで周りともすぐ仲良くなれるのだ。
姪はまだ3カ月のラブリーベイビーちゃんで、まだまだおチビながらに全然手のかからない子
寝てるわけではなくても、ずっとハンドリガード(手を手と認識し始めて、ずっと目で追う様子)をしているような子
だから余裕だと思った。
朝の2時間弱
9:00 甥と姉を見送る
姪はボーっとしていたので
「可愛いでちゅね!」と声をかけた。
声をかけたというより自然と声に出た
9:05 姪が泣く
「お、泣いているな?」くらいの感覚でほっぺたつんつんして慰める
9:10 姪泣き止まない
やばい。これは抱っこだ。とヨシヨシする。泣かないでソングを歌うも泣く。
え!いつも姪ってこんな大きな声で泣くかな?!何か異変?!え?!と少し焦る。
9:20 姪、放屁
姪が放屁する(レディなのに失礼)
あーうんちか、そっかそっか。と泣いている理由をこじつける。(後に姉がおむつ確認したらうんちはしていなかった)
9:25 ベッドに置いてみる
泣き止まないのでベッドに置いて気分転換してみる。噂の背中スイッチ作動するかな?と思ったけど泣いているので作動も何もない。
9:30 歌を歌いながらマッサージする
姉がやってた記憶を辿り、ラララ雑巾なるものをやってみたら瞼を赤くしながら笑った!!!
こんなに瞼が赤くなるまで泣かせてしまった…と未熟な母親に反省(母親ではない)
9:35 姪 寝る?!
手をムニムニしていたら…寝た!?!
まだふにゃと泣いたりするのでトントンしたり手を繋いでワタシ的安心を与えてみた
9:40 姪 寝た
寝た!!ほっ!!
しかしベビーベッドの柵を上げ忘れて、柵を上げた途端に起きたら怖いのでベビーベッドの横でずっと見守ることに
(30分ほど過ぎる)
10:10 姪 起きていた
見守るといいながら携帯いじったりして、パッと姪を見たらハンドリガードしていた。お、起きていたのね!!
ならばと柵を上げて、ワタシもゴロゴロ
と、何だかんだしていたら姉と甥が帰って来た
というタイミングで姪はおっぱいタイムで少し泣いた。
そしてその後も一緒に過ごしたけど、姪は泣くときは元気に泣いている。
姉と一緒なら気にならなかった泣き声も、一人のときはテンパってしまった。
これが一人目を育てる母の気持ちかな?
全てが不安で全てが気になる。
心配で過剰に接して疲れてしまう。
でもそれでいいのだと思った。
赤ちゃんは弱くて小さいからお母さんが守らなければいけないのだ!
疲れたときは周りに手伝ってもらえばいいのだ!
夕方の1時間
それまでみんなで一緒に過ごして、甥姪ご機嫌モードのまま姉を見送り
なんら問題なく、
甥はワタシたちと遊び、姪は寝たりハンドリガードしたりゆったりときが過ぎていった。
時々ワタシがお腹が張るので、オットがメインで甥と人間ジャングルジムをして遊んでくれた。
オットや義兄(甥に対する父)は
ザ・優しい なので昭和生まれなのに
昭和の厳しさは微塵もない。
だから甥も全力で遊んで楽しそう!
終盤に差し掛かって、
甥がオットに2億5千万回目のおんぶを求めた。
ワタシはぼーっとしていたので、仲よさそうだなぁくらいに思っていて
「ほら1回すると、ずっとせがまれるよ」
と言うと
『いや〜もうおしまい!て言ったら泣きそうな声出すから〜』
とオット。
これは甥あるある。
願いが叶わなかったらあーあーあー!とねだる?ような声で泣く。
オットはおんぶをし続けてくれたと思う。
でも姪を育児中の姉はそうもいかない時もある。
それにねだればやって貰える、というワガママを聞く訳にはいかない。
ワタシは
「オットはもう何回もしてくれたね?だからおしまいね!」
と言うと甥は泣き叫んだ。
オットは少し困惑していたけど、ワタシはめげなかった。
幸いなことに姪はぐーぐー寝ていた。
『いやだぁぁああああ』
と泣き叫けぶ甥。
「何が嫌なの?」
『いやだぁぁああああ』
「何が嫌なの?お話しよ!」
『いやだぁぁああああ』
のエンドレスリピート。
姪が少しふにゃとなったので様子を見に離れたら
『いやだぁぁああああ』
と甥が、何もかもに嫌モードオン。
「いやだけじゃ分からないでしょ!?」
「何がいやかお話してくれなワタシも分からないよ!?」
初めてこんな大きい声で人を叱ったかもしれない。
ワタシはこの時点で目がふるふるしていた。
目がふるふるというのは誰かに何が一言でも声をかけられたら涙が溢れ落ちる、という様子。
なお、お察しの通りこのブログを書きながら思い出して泣いています。
泣いて泣いて泣き叫ぶ甥。
さすがに気づいて姪もふぎゃー。
「地獄図や。もう知らない。勝手に泣いとき」
と呟き、姪をつんつん励ました後、泣き叫び続ける甥に
「こっちおいで、ギューしてあげるから」
と言ったら甥が泣きながらワタシのとこに来た。
言わずもがなワタシも泣いた。
「何がいやかお話しな分からないでしょ?」
『(頷く)』
「ワタシも大きな声で叱ってごめんね?甥は?」
『ごめんなさぁぁあい』
「何がいややったの?」
『お母さんと遊びたかったぁ』
「…それは記憶のすり替えやわ」
思う存分ギューしたあとは、妊婦だから最近はNGとなっている膝の上に座らせてたくさんヨシヨシした。
なお、姪はふにゃとしていたがことの重大さを感じハンドリガードしてくれていた。
そうこうしているうちに姉が帰ってきて、甥は記憶のすり替えのままなのか、安心したのかまた泣いた。
声は大きかったけど、少し甘えたような気分だったのかと思った。
今回はワタシと甥の問題なので、オットには見守ってもらった。
オットは
『ぷーさん(ワタシ)は育自しながらたくさん泣くんやろうなぁ』
と言った。
ワタシもそう思う。
ワタシは感情の高ぶりを泣くことで現れるタイプで、まぁすなわち泣き虫。
歳をとるごとに泣けなくなってくる、と聞いて子供の頃は自分の泣き虫は大人になると治るんだと期待していたけど、
子供の頃とは違った痛い、悲しい、怖い、とは違った涙も大人にはあるので泣くことは減らない。
熱を出して会社で泣くようなことはよくないけど(実話)
今回の涙はワタシにとっても、甥にとってもよかったんじゃないかな?と思う
2人はさらに仲良くなれたと思う
その後は仲良く夜ご飯を食べて家に帰り、姉が買ってきてくれたケーキでオットとお茶会をした。
出産前のワタシにとって、今日はすごく為になる1日になった
今日の気持ちを忘れない為にブログに綴る夜中3時。
なおオットはリビングでイモムシのごとく毛布に包まっていたので置き去りにして寝室に来ました。
あ、あと甥に何回もおんぶや抱っこをせがんではいけないということを教えるために膝の上でお話したときに
「オットは何回もおんぶしてくれたね?何て言うの?」
と感謝の意を促そうとしたら
『おんぶしてね。て言う』
と、ワガママでねだるのでなく優しくお願いしたらいいと解釈してました。
まださせるんかい!と笑ってしまったけど、何かちょっと違うのでこれからもこの問題は続きそうです。
おしまい