昨日
キナコの様子が
急変しました。
これまでに
色々な検査を頑張り
数年単位で治療してきました。
病院の予約がいっぱいで
今日(火曜日)の午後の
予約を取っていました。
でも
ちょっと もう
待てない感じで
はっきりとは
わからないけど
待っていたらたぶん
キナコは
もう・・・
と
思ったので
直ぐにもう一度電話して
確認してみることに
『本当に明日で大丈夫ですか?
今の状態で 本当に明日で
大丈夫なのか
先生に聞いてください。』
と
受け付けの方に
ちょっと 無理を言いました。
点滴だけでも
してもらいたかったので
先生は様子を聞いて
『診察の間で診るから!
待つかもしれないけど
すぐ来て!』と
元々 キナコは
成長も遅く
免疫不全もあり
丈夫な子ではありません。
通常の子が
食べない状態とは わけが違う
もう 体が
エネルギーちゅーるも
受け付けなくなってる
検査には時間が掛かります。
その検査がキナコには
苦痛でストレスでしかない。
とても嫌がるし 鳴くし
暴れるし・・・
イヤ過ぎて
見たことない形相で
フーフー シャーシャー
↑
家では絶対しない子です。
で
暴れすぎてチアノーゼ起こす。
先生が動く度に目で追って
次に何をされるのかも
わかってるから
暴れて逃げようとする。
キナコの血管はとても細く
針が入っていかないから
採血が凄く痛いんです。
辛い。
キナコごめん。
辛いことばっかりで ごめん。
『悪性リンパ腫』
このままだと
余命2ヶ月です。
もう 体内の他の臓器も
強い薬に勝てるとは
思えません。
転移もしてると思います。
抗がん剤治療をしたとしても
もって半年くらいかな。
と
他の治療箇所もあるから
負担がキツイんだろうと思います。
・奇跡を信じて
辛い通院を続けながら
治療していくか。
他の箇所との兼ね合いもあるので
危険が伴う。
キナコの今の体力からしても
耐えられるか。
・本人の寿命に任せて
緩和ケアしながら通院を減らし
自宅で過ごすか。
わたし的にはこっち。
もし自分だったら こっちが良いと
思うから。
キナコ
どうしたい?
どうしようか・・・。
どうして欲しい?
先生は
『良く考えて2〜3日後に
返事を下さい。』
と
おとさんは固まってしまった。
わたしは薄々わかってた。
この状態
もう 数値はとっくに
振り切ってるだろうなって。
数値が悪すぎて
先生も
どうして急にこんなに
悪化したのか
信じられないと言ってた。
BUN も CRE も
もう 生きていられる
数値じゃなくなってる。
あくまでも数値。
これは わたし的には
『参考』くらいに思っている。
あっちも こっちも悪い
優先順位を付けて
治療をしてきたけど
内臓(腎臓)は限界だった。
でもね
数値は ただの数値だから
わたしは
数値じゃなくて
キナコがどうか
ってことが大事だと思ってる。
今は なんとか少しずつ
a/d缶食べてます。
でも これ、食べなくなったら
たぶん わたし
『キナコが食べたいもの』を
食べさせると思う。
もう『腎臓に悪いから』
とか
『これよりこっちの方が
体に良いから』
とか
そういう問題じゃないと
思ってる。
最後まで美味しく食べられたら
もうそれで良い。
色んな子を看てきて思うのは
『これ、最後に
食べさせてあげたかったな。』
って思うこと。
そう思った時には
もう何も食べられない状態に
なってることが多い。
いつかは 食べられなくなる
だから
食べられる時に
好きなものを食べさせてあげる
わたしは
それで良いと思う
辛い治療を
いっぱい頑張ってきたんだから
頑張って ここまで来たから
もう 好きなものを食べたら良い
これは 良いのか悪いのか
人によっては『虐待だぁ!』
とか言うんだろうね。
『来るべきときが来たんだ』
今はそんな気持ち。
わたしの覚悟は随分前から
決まっていた。
おとさんも
『それで良いと思う。』
って言ってる。
娘は・・・
どうだろうね。
今日の午前中に
帰ってくるって言ってるけど
わたしの意見をどう思うか
キナコは娘の子。
最終的な決断をするのは
娘です。
看病に徹します。
しばらく訪問が
遅れてしまうと思います。
すみませんm(_ _)m