今日のセッションを通しての気づきをシェアします。

よく「自分のことがよくわからない」という方がいます。

「ねばならない」「こうした方がいいはず」という概念で生きすぎて、

「こうしたい(願望)」と「こうしなくちゃいけない(義務)」の違いもわからなくなった状態ということもあるようです。

本音なのか表面上の建前なのかもよくわからない状態。

本音を感じることを禁止している状態ともいえるでしょうか。

そうすると、「好き」「嫌い」もぼんやりとしてしまいます。

私って何が好きなんだろう?いったい私ってどんな人間??

最近のセッションではここがテーマになることが続きました。

自分の本音もどこにあるのか認識していない。

(私のテーマでもあったからですね・・・)

そういう場合に、本音を認識する第一歩として、

日常でたくさんあるささいな選択肢の中で、「本当はどうしたい?」といちいち自分に聞いてみること。

そして、一瞬よぎる本音って誰にでもあるはずなので、

(たとえば「今日仕事に行きたくないな」とか)

それを口に出して言ってみること。

本音と建前がごっちゃになっているタイプの方には、

「なんかやだな」とか「行きたくないな」と口にすることをタブー視している場合があるからです。

一瞬よぎる本音をスルーしている感じ。

だからあえて口に出して自分で認識するということです。

人って頭で考えてるだけでは認識できないのですよね。

文字にしたり、言葉として発することでやっと感覚としてつかめることってたくさんあります。

それを続けることでどれが「本音」でどれが「ねばならない」なのかがちょっと見えてくるかも。