受験の季節真っ盛り!ですね。

先日、中学受験をしたクライアントの男の子が無事合格したとのご報告をいただきました。

本当によかった~!

アトピーでセッションをしてきたこの子は、症状もすっかりよくなり、

先日はメンタルケアでセッションに来ていただきました。

年末だったかな~

その子は、自分で塾に行きたいと言い出し、

自分で中学受験を決めました。

しかも、レベルが高くて結構がんばらないといけないところを狙っていました。

テストの点数が思うように出ず、あせっていて、一刻も早く帰って勉強したい!という時に、うちに来られました。

だから、来た時は超機嫌悪かったです。笑

まずはしっかり共感してみようと思いました。

この子はね、私に何も言わない子なんです。

親にも自分の気持ちを全然言わないんだけど。

でも、一方的に話してみることにしました。

「明日大切なテストがあって早く帰りたいのに、なんでお母さん今日に限って寄り道するのって思ったよなぁ」

「お父さんやお母さんのこと喜ばせたくて、がんばってるんだよね」

「だけど、うまくいかなくて、自分に腹が立つんだよね」

「受験がうまくいっても、いかなくても、お母さんたちがAくんを大切に思ってる気持ちは変わらないからね」

そうやって感じるままに声をかけていたら、その子はポロポロと涙を流していました。

それでも何も言わないんですけどね。笑

でも、帰りには機嫌も直って、落ち着いていたとお母さんに後から聞きました。

ZENメソッドによりレメディーを選択して、お出ししました。

補助的に選んだレメディーだけご紹介しますね。

Quer.(クエカス)200Cです。

以前はOak.(オーク)という名前だったものですが、数年前に名前が変わったというか、統一されたのかな。

グラウンディングに素晴らしいレメディーなのですが、

期限とかがあって、やらなければならないことが山積みなのに、気ばかりあせって全然手につかない時に最適。

ふっと落ち着いて、まずどこから手をつけようかと、冷静に考えられるようになったりします。

受験前の子に結構出すなぁ。

特にこの子はクエカスが合う責任感の強い子だったのです。

それで比較的順調に受験勉強も進んでいたようですが、直前にお母さんからメールが入りました。

「受験直前でパニックになっています。何か良いレメディーはありませんか?」と。

私は思いました。

ここはレメディーじゃないでしょ~!って。

「お母さん、ここはいきなりレメディーに頼るのはやめましょう。

この子を落ち着かせてあげられるのはお母さんからの言葉ではないですか?

この子にどう声をかけてあげたら安心できるのか。

お母さんがこの子の立場だったとしたら、なんて言って欲しいのか。

考えてみてください。」

そうお返事をしました。

するとお母さんはとても素直に受け取ってくださり、真剣に取り組んでくれました。

そして、見事合格!

快諾いただけたので、お母さんからのメールをシェアさせていただきます。

「受験の間、子供としっかり向き合える時間になりました。

本人がこの一年、私立中学に行きたいと一生懸命がんばり、

それを達成したことでひとまわり大きくなったように思います。

これから6年先のこともしっかり目標を持っていて、

受験を終えてからなんだかしっかりして、頼もしく感じるようになりました。

受験の最中は挫折を味わい、落ち込み、そこから気持ちを立て直し、

後半のテストで合格しました。

レメディーの力もありましたが、やはり子供の気持ちに寄り添い、

子供がどうしたら気持ちを立て直すことができるか真剣に向き合いました。

親としては励ますことしかできなかったですが、

どんな結果が出ても子供のことを大切に思っている自分の気持ちを伝え、

子供のことを信じるだけでした。」

素晴らしいですね。

まだ小学生の男の子が挫折を乗り越え、ぐんと成長されました。

でもお母さんも一緒に成長されたんじゃないかな~と思います


私もとても嬉しかったです。