留学生って聞くと、親が金持ちとか頭がいいとか言う奴がいるけど、うちの家はどちらでもなっかった。父親が起業して波に乗ってきたからここに来れたわけで,高校の時の成績なんか数学で何回0点とっただろうか,遅刻で学校一位になったこともあった。夜遅くまで,遊んで,何回親を失望させたか分からない。当然進路のことなんか何も考えていなっかた。今が楽しければそれでいい,としか思ってなかった.

 だけどそんな日が続く高校二年生,ある友達が声をかけてきた。『ベネッセの海外留学』正直、そんな道があるとはまったく考えてなかった。今まで何もかも適当に生きてきて,何もかも中途半端だった,だけどそこに行き演説を聞いた途端に,何かが起こった。『これが自分の進む道だ』本気でそう思った。何も期待しないで行った,けれどその場所に行って胸を打たれた。こんな進路があるなんて全く思ってなかった.『今度来るときは親御さんも一緒に来てください』そう言われた時,正直絶対反対されると思った.そのまま親に何も言えず,1週間たった.その日,母親がお皿洗いをしている夜,『海外留学したいんだよね』 その時の母親の顔は忘れない.何意味わからないこと言っているのかといわんばかり,『は?』と答えた.もちろん反対だった。それを一年続けて,でも絶対に意思は曲げたくなかった.だから本気だと言うことを証明しようとテストの点数を上げ,生活習慣を治した。留学にどれくらいの費用がかかりどのくらいの食費がいるのか全てノートに書きそれを全て説明し,一年かけて、高校3年生の夏親を説得させることに成功した。どのくらいの費用がかかるなどのことを調べている時、お金や将来について考えはじめるようになった。留学を決めてから英語を真剣に勉強し始めた。でも正直,バイトや学校の友達と遊ぶことが最優先になっていた。決して勉強しなかったわけではないが,『留学に行ってからでいいや』と言う自分の悪い癖がついていた。

 そして月日が流れ,留学に飛び立つ日、親からの手紙を読んで初めて親の思っていたことを知り、今までどれだけ大切に育ててもらえていたのか、どれだけ心配をかけてきたのか恥ずかしさと同時に絶対に変わってやると言う野望も溢れた。それから不安と期待に溢れたままアメリカでの留学生活が始まった。