暑さから解放され、秋を感じる10月がやってくると「今年もあと3か月なんだ・・・」と、少し感傷的な気分になりますよね。

と同時に、今年をふと振り返る機会も、増えてくるものです。

そして・・・

「そう言えば、あのこと、まだやっていなかった」

「今年の初めに、やろうと思っていたこと、結局今まで先延ばしにしてる」

など、やろうやろうと思いつつ、先延ばし、後回しにしていたことを、つい思い出す季節とも言えます

私自身も幾つか、思い当たることがあります。

ここで一気に済ませ、スッキリと今年を終えられるのか？

それとも、まだまだ先延ばしにして、来年以降へ持ち越してしまうのか？

今の時期は、その分かれ目かもしれません！

そこで今回は今の季節にぴったりな、

「先延し癖を解消できる、スピリチュアル的な考え方」をお伝えしたいと思います。

本当は今すぐ出来るはずのことでも、「まあいいや、後で」「いつか、やれば良いよね」といった感じで、私たちは簡単に後回しにしてしまいがちです。

もし「臨時収入をもらえる」「好きな人と会える」などの、ラッキーで楽しいことならば、一瞬で動けるというのに。

チラッとでも「面倒だな～」「疲れそう」「出来ないかも・・・」とネガティブに感じてしまうと、

”そのネガティブな感情を味わいたくないから”、

目の前から消したいと、その感情にフタをしてしまいます。

その「フタ」こそが、先延ばしの正体なんですよね。

でも・・・フタをして見えなくして、どこかに押し込めたとしても、「感じたエネルギー」は決して消えません。

それどころか、フタをして閉じ込めたエネルギーは、1日1日と重く増えていくのです

・・・まるでレンタルビデオ屋さんの延滞料金が膨れ上がるかのように

「エネルギー」とは目には見えないけれど、何かを動かす大きな力を持っています。

ガスや電気が「物体」として、目に見えないけれど、大きな力を持っているのと同じなんですよね。

蓋をして先延ばしにした「面倒だな・疲れそう・嫌だな」といった「ネガティブエネルギー」は、ひっそりと、でもどんどん力を持ってしまいます。

そして本当に怖いのは、いずれ

「自分には、不可能だ」「手に負えなくて、出来ないんだ」と結論づけて、諦めてしまうこと。

まだ何もしていないうちから、無意識に、自分に自信が無くなってしまうのです。

先延ばし癖の解消には「形から入る」ことがおススメです！

分かりやすいように、”試験のための勉強”　を例にすると、

なかなか勉強を始められない時は、勉強に必要な道具やグッズといった「目に見える形」だけを先に整え、済ませてしまいましょう！

例えば、

・気分が上がるノートとペンを買いに行ってみる

・勉強スケジュールを管理できる、機能的な手帳を買ってくる

・参考書を取り寄せる

・試験の申し込みをして受験票を手元に置く　　など。

少しだけ、先にお金を使ってみるのも良いポイント。

エネルギーを放出できるから、その後の流れを作れるのです。

何もしないでいると、「やらなきゃ・・・でも出来ない」「私には出来ないんだ」といった、心の奥に、重く沈んでいくエネルギーが増大するばかり。

でも、「形」を１つだけ整えてみると、目に見えないエネルギーに「形」を与えられます。

１つだけ動いたことは、もう１つ先のアクションの扉を開けるきっかけになります・・・ドミノ倒しのようなイメージで！

★

今年の年末まで、あと3か月。

もし先延ばしにしてきたことでも、今、取り掛かればきっと間に合うことでしょう！

10月～12月はそもそも、「実りを収穫する」季節。

だからこそ、あともう１つか２つ、ぜひ頑張っていきましょう！

大切な自分のためにも

先延ばし癖をやめるための、スピリチュアル的アプローチ