あれから数日して随分と気持ちが落ち着いて来ていた
あのような車の降り方をして彼は私の様子が心配になったのかも知れない
彼は私の事をどれだけ心配しているか…
君は気付いてないと次の日、私にメールしてきた
男女の気持ちの解釈の違いもあるけれど
私が不快に思っている争点に彼は気付いていなかったようだ
冷静にメールで言い合っても良い結果はあり得ないから
今日は私は何も言わない…と返信する
私は基本的に自分の立場を理解している
理解しているつもりだ
彼を人から奪おうとか、
誰かを押しのけて
私を正当な立場にして欲しいなんて事を望んでいるのではない
最初からそれは無理なものだと理解していまがあるのだから
それで私は気分を害したのではない
彼の大事な人達の話を聞く事も苦ではないし
私だって彼にとって大事な人達は大事に想うし心配でもある
ただ、あの日の事は…なぜか寂しく感じたのだった
彼に線引きをされたように感じたのだった
全く同じ機械物の設定を私は四苦八苦自分で終えた
その全く同じ設定を彼の家では投げ出した女性に変わって彼がしていた
私には困った時に24時間、365日…
どんな時でも真夜中でも隣であらゆる事を
フォローしてくれるパートナー、家族は存在しないと言う事を…実感
実感して…実感させられて…居た堪れなくなった
自分の立場を理解しているのに
急に寂しく悲しくなった
ただそれだけ…
たったそれだけ…
そんな事は土日の買い物の時、
子供と2人で食事に行った時、
たくさん感じて何度もブルーになっていた事だ
ただ、あの日はせっかく彼と過ごすために休みをとったのに
わざわざ分かり切ってる事を彼に実感させられてしまった事で
ガッカリしたのとサーッと汐の満ち引きが一気に起こった
私の悪い癖でその満ち引きが起こると一気に関係を畳掛けたくなる
それがわかっているからあの時、冷静になろうと自分から車を降りた
降りなければきっと徹底的に自分を追い込み、
彼を追い込み
きっとこれからの2人の時間はなかったと思っている
私にとってはあれは冷静な判断だったと今でも思っている
正直、あれから数日は今迄に無い程…
彼に逢いたいという気持ちが起きなかった
きっと彼にこの話をしたら
いつでも…
どこにいても…
何があっても…
俺はすっ飛んで行ってやる…と言うだろう
困った事があれば
出来ない事があれば
俺がやってやる…と言うだろう
実際、してくれるだろうと思う
でも、それは私の立場で彼にさせていい事なんだろうか?
そこまで甘える事はやってはならないだろう
実際問題は出来る事と出来ない事がはっきりしてくるだろう
だからこそ、自分でやらなければならないんだ
そういう私の想いを理解せずに
日々、私が羨ましく想う夫婦の姿を
彼に話しては欲しくなかったのだった
きっとこう話しても100%は理解してもらえないかもしれない
男女の考え方のちがいもあるだろうから…
24時間、365日…
困った時に横にいて誰よりも最初に 『私』 を助けてくれる男性が必要だとし
たら
その時はフリーであるパートナーを探さなければならないのだろう
それも十分分かっている事だ
分かっていても、その気持ちよりも
彼と一緒にいる時間を大事に想う自分がある限りは
私は家庭を持てないだろう
その事も十分理解していた
だから私自身が割り切る、吹っ切らない限りは
誰が何と言おうと無理だと自分でも分かっていたから逢わなかった
逢いたいと私が想わない限りは
彼と逢っても心から笑えないと分かっているから
だから逢わなかった
そんな時、私がリフレッシュ出来るようにと
彼が有る場所を用意する…という心配りをしてくれて
車でそこに向かおうとしていた
いつも通りなれた道を走っていたら…
……死ぬ所だった
私が車を直進してT字路になっている道を通り過ぎた数秒後、
右から来た車がブレーキを踏まずに突っ込んで来た
あと数秒…私の直進が遅かったら…
この日記は…アップ出来てなかったと思う
その車は塀に突っ込みそうになってギリギリで止まったようだった
あたりには人だかりが出来、大騒ぎになった
この間の夢が気になってたけど…
何故か私は大丈夫…大丈夫って今日は確信していた
何故だろう…
彼に逢いたいって言う気持ちが徐々に戻って来ていた
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