田舎から父を迎えて今年で6年目を迎える。
父の命に寄り添うことは、父の生涯の諸々をも、
どっかりと背負ったように感じられた5年間だった。
穏やかな性格の父だが、
住みなれない土地に果たして適応できるだろうかと心配もしたが、
この地で暮らそうと決意した父は、自らの意思で見事に適応させた。
父は認知症で、今、施設でお世話になっている。
その父が私を励まして言う。
生きるためには
「目標を持つこと」
「よい思い出をつくること」
が大事だと。
父はまだまだ生きるのに意欲的である。
歩く歩幅はせまくなり、速度も一段と遅くなったが、まだまだ歩ける。
父を見守りながら、
父と過ごす時間をかけがえのないものとし、
それを励みに自分の生活をも充実させていきたいと思う。
そんな日常を時々綴っていく。
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