あさって、引越しです。



4月から新社会人になるために、学生専用アパートを後にしないと、なのです。



築10年のこのアパートは、見た目はきれいでも欠陥住宅で。



家具付きのせまい部屋に、積めるだけ積まれた荷物に、窒息しそうな4年間でした。



狭いユニットバスで、髪を洗うたびに肘をぶつけて青痣をつくることは、もうないのでしょう。



私は日本海と、信濃川に挟まれた地域で生まれ育ったので、近くに水を感じられないココは、本当に息苦しかった。

なので、引越し先は海か川の近くにしようと思っていたのですが・・・



海はココより近づきますが、場所としては坂道の多い山のような?場所です。



やっぱり、太平洋よりも日本海のほうが落ち着きます。



引越しの準備は、まだまだ終わりません。

が、早く新居に移って、学生生活が終わるという事実を実感したいのです。




監督/ 平川雄一朗  主演/ 岡田准一 宮崎あおい 

★★☆☆☆



私は、原作を読まずに観ました。なので、原作の構成がどうなっているのか、どのように展開していくのか、全く知りません。


映画としては・・・失敗だったのでは。


ギャンブル癖が直らず、借金取りに追われるバスドライバー。 20年前、浅草のホールで夫婦漫才をしていた男女。とその娘。ホームレス。安定した仕事を持ちながら、それを隠してホームレスの真似をする男性。

落ち目のアキバ系アイドル。そのファンのアキバ系おたく。


そんな人々の生活や行動が、複雑に関わりあい、つながっていくストーリー・・・


というのは分かりますが、無理に関連させすぎじゃない?という感じに、かなりつめこみすぎな2時間で、観終わった後には余韻とか、何も残りませんでした。


端的に表現すると、あぁ、これぞ「商業映画」だなぁ、と。

キャストだけ無駄に豪華で。


確かに、これだけ個性的な境遇の登場人物たちが、実はつながりがあり、ストーリーが進むにつれて

次第に関連性が明らかになっていく、という物語は見事だと思います。劇団ひとりの才能を感じます。

あくまでも、原作は読んでないんですけど。


構成的には失敗ですが、キャストは結構良かったと思います。宮崎あおいの漫才はちょっと無理がありましたが、その他の部分はさすがです。西田敏之のホームレスは最高でした。


演出では、黄色いカサを飛ばして異なるシーンをつなげていく、そこだけ妙に映像がキレイで。

印章に残っています。



それにしても・・・どうしてこの映画が、興行成績トップなのか、理解できません。

『母べえ』より上だなんて。


かくいう私も、『母べえ』より先にコレを観てしまいましたが。







監督/ 藤田容介  キャスト/ 荒川良々 木村佳乃 岡田義徳              

★★★★★



 ●30歳を目前にしてフリーター(植木職人)、夢は世界一のお化け屋敷をつくること。

 八方美人なサラリーマン、30歳を目前に焦りを感じる。

 ●フリーターの画家、ホームレスの老女を観察し、クレパスで描く。好物は練り物。

極度の不思議系。



そんな3人の奇妙なやりとりが収められた映画です。いろんな映画のすみっこで、いい味だしてる荒川良々の初主演作は、まさに彼のために作られたような映画。荒川良々のゆるい雰囲気とか、なんとももどかしい感じのたたずまいを精一杯生かすべく、すべてにおいて計算された演出でした。

荒川良々っていうと、カツオだしのような俳優さんで・・・独特の演技が、私は好きです。

なので、この映画も楽しめました。



ただし、けっこうテンポはスローリーで、昨年公開の『転々』のような、最近の邦画によくある脱力系なので、脱力系に飽きてしまった方や、荒川良々がきらいな人は観ないほうが良いです。



主演の3人に、唯一まともな(?)仏像修復師(田中直樹)が加わって、四角関係が形成され・・・

木村佳乃って、今までは強くて鋭いイメージがあったんですが、この映画では180度変わって、抑えた演技で地味な不思議系を好演しています。

終始絶妙な駆け引きの連続で、それぞれの演技や個性のバランスも絶妙。

そして絶妙に笑いをさそいます。



私は、こういった細かい演出の邦画が大好きなので、かなり楽しめました。



幽霊アパートと、「フジ サファリパーク♪」 爆笑です。