長男の発達障害がわかった頃、旦那は自分にも当てはまるから自分もADHDだろうと言っていましたし、それは私も感じていました。
年を重ねるごとにストレスがかなり溜まっているのもわかっていて、何度も受診を勧めましたが本人は大丈夫の一点張り。

旦那は幼い頃から近所の子達にいじめられ続け、幼・小・中とメンバーが変わらない所に住んでいたために中学卒業までいじめは続きました。
小学校では担任主導でいじめられたり、中学時代には学ランをカッターで切られたり、上靴・椅子の上・机の下に画鋲を貼り付けられたりは当たり前だったようです。
義母も学ラン切られた事でいじめに気付いたけど、学ランの事以外のいじめは今も知りません。

以前、長男の主治医に
「長男はいじめられやすい傾向がある。いじめる側はその部分を嗅ぎ付けるのがうまく、ターゲットにされやすい。」
と言われたことがあります。

旦那もそうなんだと思います。

そんなこんなで、とうとう制御出来なくなった旦那は、何に対しても無反応。
私もあまり刺激しては逆効果と思い、とりあえず寝ようと旦那に話し、寝ることにしました。

翌日、旦那は自室へ籠りきり。
普段から土日休みではない仕事であることから、子どもたちにはいつも通りの生活をさせました。

朝から何も飲まず食わずで籠りきりの旦那に水分補給と差し入れを持っていきました。
そこで①に出てきた
「仕事辞めたい」発言が出ました。

そこへ私は辞めるのではなく休職して、それから考えようと提案します。
いきなり辞めても、すぐに仕事を探して行ける状態ではないとわかっていたからです。
そして、嫌がっていた病院受診を勧めました。

私が通っている病院の先生に、子どもたちの障害の事や旦那の状態やADHDの疑いがあること、会社のストレス診断では何年も高ストレスの結果が返ってきていることなど全て話してあり、何かあったら連れてくるように言われていたことを話しました。

旦那も自分ではどうにもならないと悟ったようで、翌日仕事を休み、朝一で病院へ電話して予約を取ることになりました。

そこまで話がまとまると、少し気持ちも落ち着いたようで、夕食時は家族揃って食べることができました。