ブラバ脂肪注入1回を終えて3年経ち、新たな方向へ
平成24年5月に両側乳がんと診断され、6月に全摘手術を行う。そして、術後の病理医の結果、右と左で性格が違う癌。なんと言うことだ最初、担当医はホルモン療法で、ノルバディックスを処方し、リュープリンを2カ月に1度注射する治療法を始めると言ってきた。4カ月ほど治療してたら、担当医から電話が直接あり、ホルモン療法ではなく、抗がん剤を始めますと言ってきた。ムムムッ!!そんなことってあるの?先生何か見間違えた?抗がん剤しなくて、救われた~と安心していたのに。右と左で性格が違うからなのか??抗がん剤を拒否するつもりで、また、どうして、急に??と先生に直訴したけれど、3カ月間だけ我慢して下さいと言われ、私のモットー「やらないで後悔するより、やって後悔しろ!!」の意思がむずむずとしてしまい、半分納得しないまま、抗がん剤治療を始めました。ECだったので、それほど吐いたり、寝込むほどではなかった。先生が言うには、「今は、いい吐き気止めがありますから、大丈夫です!!」って。本当かい??本当でした。私の体質にもよるものかもしれない。その都度、会社を3日間お休みを貰って、病院に1日、家であまり物を食べないでゴロゴロして2日間で、吐くこともなく、順調に終えました。その後、結局ハーセプチンも1年間(16回《3週間に1回》)やりました。どれだけお金がかかったのだろうか。でも私の1年くらい前から保険適用になったとの事、つくづくラッキーでした。これが、保険適用でなかったら、恐ろしい金額になってました。おそらく1回15万位するんだったなのかな~。私の場合は、3割負担で約45,000円、限度額適用を使いましたので、3か月目からは1月に44,400円だったので、1月に2回ある時はラッキーでした。その間に、再建の事をずっと考え、全摘手術の1年半後に、ブラバを使った後の脂肪注入手術(ブラバは1日10時間、脂肪注入の術前・術後に4週間ずつ装着し、皮膚と大胸筋を徐々に拡張)を行いました。ただし、先生が小ぶりの胸で良ければ、1回で出来るとあれほど言っていたのに、ブラバを術後1カ月つけている間は、形があったのですが、それ以上つけなくてもよいと言われ、その通りにしていたら、みるみる内にしぼんでしまいました。また、あばら骨の胸に元通りになってしまいました。先生は、1回目は、定着させるためのものだから、2回.3回とやっていけば、形になると。しかし、自由診療でしかも両側。とても、経済的にも厳しいと判断し、また、それが、確実なものであれば、いいのだけれど。ずっともやもやしていました。母親も介護中の身だし、自分のことを優先してもいいのかどうか。診察に行っては、もう少し考えますと、先伸ばしにしてました。しかし、決めました。先生が元気なうちに、穿通枝皮弁で再建しようと!!11月にエキスパンダー挿入手術をします。9月に術前検査に行った際に、「Nさんは、1回脂肪注入してあるので、エキスパンダーもそんなに問題なくはいりますよって。」本手術(穿通枝皮弁)はそれからたぶん2年位順番待ちだと思いますが、やることに決めました!!11月にはカウントダウン状態。胸を取り戻して、習い始めたフラダンスもその頃には、少しは上手になっているはず。ハワイに行って踊るんだ!2年後かな?3年後かな?髪も昔みたいに伸ばすぞー!!