あせびちゃん様は本当に無邪気なのかの大命題

秋殿レイプ未遂事件

 

あの行動の全てが計算ずくではない可能性はあるのか?

公式では無邪気でとなっているが

無邪気で計算が何もなく偶然が積み重なって

あの結果になるのかどうか

 

深層のどこかでは全て計算ずくで“わかっている”説を推したい

あせびは他人の気持ちがよくわかるし

物事の察しもいい

教養はなくとも頭がいいのだ

 

だからすぐに宗家の下男の正体に気づいていたはずだ

そしてあせびにとっては嘉助も金烏も同じだ

きっと男が自分に向ける視線の意味など

あせびには容易に読み解くことができる

何なら“単純な男という生き物”ぐらいに思っている

 

秘密の文通で届く

宗家の下男()からの可もなく不可もない手紙が

既に男と女の道程の始まりであったという伏線

 

真赭の薄レイプ未遂事件の計画はどの時点で始まったのか?

 

七夕の前日

あせびが飾ろうとした蘇芳の着物はうこぎによって取り除かれた(伏線1)

 

美しい深紅の着物がぐちゃぐちゃになるのを見て

あせびはひどく哀しくなった

 

あせびちゃん様が哀しくなったのは計画通りになって

これで真赭の薄様も双葉お姉様のようにあばた面になってしまわれる

と思ったからなのか

 

この行動が計算づくなら計画はやはりそれ以前

蘇芳の着物を貰った時点で始まったのだ

 

七夕当日

なぜ白珠や浜木綿ではなく真赭の薄だったのか

 

愛しい殿方が袖を通すものを、どうして他の女子にまかせたり出来ますか

〜真赭の薄は最後に、あせびを真正面に見据えながら、そう言い放った

 

あせびちゃん様の気持ちは?

双葉同様、真赭の薄はあせびちゃん様の欲しいものを持っていた

それは白珠も浜木綿も持っていない若宮への恋心

双葉も入内前、若宮に対して

真赭の薄のように思っていたのだろうとは容易に想像がつく

訳ありの白珠や浜木綿とは違うから

つまりあせびちゃん様にとって真赭の薄は

障害物であるとともに双葉再びだった

 

秋殿衣装盗難未遂事件

七夕の数日後

菊野は西家で澄男と面会

澄男から🌸についての思い入れを聞かされる

ここはミスリード&伏線で

奈月彦にとって🌸は冒頭のすみとの思い出なのですみを見ていたんだなぁ

そしてもう一つの伏線

奈月彦が頻繁に文を書いていたが秋殿では受け取っていない

という事実の確認

表のストーリーでは

菊野は日嗣の皇子の気持ちが真赭の薄にはない、と思い

伏線としては

澄男に文が秋殿に届いていなかったと伝わり

後の藤波のおいたの発覚につながる

菊野帰宮後

真赭の薄が文の事を聞いてショックを受ける

菊野は真赭の薄を落ち着かせようと部屋を開けると侵入者が‼️

早桃が真赭の薄の赤い衣装を持っていたわけだが

早桃に窃盗の容疑をかけて追放という決着で終わってしまう

が、実はその夜のうちに殺されていた

真赭の薄を助けようとしたのに

 

早桃が消えて10日

若宮からの手紙が春殿には届けられていた事が発覚

 

秋が終わり冬の気配の強くなった日

秋殿レイプ未遂事件(新月)

早桃の死体が発見された

そして嘉助が真赭の薄を襲って殺される

 

嘉助に来るように言っていた日は新月だったのだ

早桃に渡した手紙ですでに決まっていたはずなので

行き当たりばったりではなく周到に計画されていた

ただ一己白珠の選んだ日と同じなのは偶然

月のない夜は謀にはうってつけ

 

 

 

さて、最後に

あせびちゃん様は本当に無邪気なのかの大命題

 

罪悪感がないだけで無計画ではなかった

寧ろ周到に準備され細心の注意が払われていた

あせびちゃん様の無邪気とは馬鹿でも衝動的でもなく

欲望に正直にかつ既存の倫理観に縛られない事